基本情報

| 正式タイトル | 壇蜜と僕たち ~映画「私の奴隷になりなさい」より~ |
| 公開日 | 2012年10月5日 |
| 出演 | 壇蜜 |
ヌードギャラリー
壇蜜
ヌード解説
世界に誇る独自の官能文化として「AV」が確立されている一方、こと「映画」という媒体において日本は諸外国に大きく遅れをとっていたと言わざるを得ません。
各社の過度な忖度・自主規制、そしてコンプライアンス重視の理念、さらにはメジャー作品でヌードが登場すると過剰に反応する一部の層へのご配慮…。
結果として我が国において胸を張って送り出せる「本物のヌード映画」が枯渇していたのが、かつての物悲しい現実でした。
しかし、その停滞した歴史に一縷の光が差したのが2012年、壇蜜主演『私の奴隷になりなさい』の公開によって状況はガラリと変わります。
当時アラサーという脂の乗った美しきタレントが、限界突破の体当たりヌードを見せつけた衝撃、邦画界におけるまさしく「革命」そのものでした。
事実この作品が貴重な前例となり、『ちょっとかわいいアイアンメイデン』の木嶋のりこ、『甘い鞭』の間宮夕貴、『フィギュアなあなた』の佐々木心音、『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが』の繭といった、脱ぐことを厭わず、監督の無茶振りにとんでもない女優魂で応える後進たちが次々と現れました。
本作は日本映画の価値観を根底から覆した、歴史的なターニングポイントと言っても過言ではありません。
そんな記念碑的作品のさらに奥側を覗き見ることができる貴重な映像源が存在します。
それこそがメイキング作品『壇蜜と僕たち ~映画「私の奴隷になりなさい」より~』です。
本作は邦画史に刻まれたヌードシーンがいかにして作られたか、その過程を捉えたドキュメンタリです。
多くの男性撮影スタッフに囲まれた中、一糸まとわぬ姿になる――。
メイキングならではの張り詰めた空気感、そして女優の覚悟を我々は安全圏から目撃することになります。
本編で脳裏に焼き付いた名シーンの裏側を知ることで、視覚的興奮に加え、撮影現場の熱気という新鮮な感覚を味わえる非常にお得な一本です。
ただし、視聴者が覚悟しなければならない点もあります。
それは壇蜜の股間に対する厳重なまでのボカシ管理です。
これはある意味で仕方がないこと、むしろ「名誉の証跡」と捉えるべきでしょう。
なぜなら彼女は「前貼り」を使用せず、ガチのすっぽんぽんで撮影に挑んでいるからです。
作り物ではない、本物の肉体がそこにあるからこそ修正も厳重にならざるを得ない、その分厚いモザイクの向こう側に彼女のプロ根性が透けて見えます。
一方でタイトルに「壇蜜」を冠している以上仕方ないとはいえ、不満がないわけではありません。
本編では壇蜜に劣らぬ体当たりを見せた、美知枝、西条美咲、石井明日香たち、出番こそ限られていましたが、彼女たちもまたカラダひとつで熱演に挑んでいました。
その心意気に応え、メイキングでももう少し彼女たちのヌードや舞台裏を掘り下げてほしかった…というのが本音です。
壇蜜という無二の魅力に制作陣も引っ張られすぎたのかもしれません。
極上のヌードを目の当たりにしながら「他の女優も見たい」「もっとこうしてほしい」と願ってしまう。
これは本作が完璧すぎるがゆえに、ついつい求めすぎてしまう人間の浅ましさ業の深さを露呈させる作品でもあるようです。
欲望を源泉そのままに刺激する――それこそが、壇蜜という女優が持つ本能を揺さぶる魔力なのかもしれません。









































