100歳でこの世を去る直前までメガホンを握り続け、生涯現役を貫いた日本映画界の伝説的巨匠・新藤兼人監督…。
彼がスクリーンに刻み込んだエロティシズムは、洗練された都会的なお色気や、ただ消費されるだけのポルノグラフィとは完全に対極に位置しています。
新藤監督が世に送り出す「すっぽんぽん」の最大の魅力は、エロスを「強烈な生命力(生への執着)」として描いている点です。
貧困や過酷な自然環境のどん底を這いつくばりながらも、彼女たちは決してただ男に消費されるだけの存在にはなりません。
服という社会の垢を脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿になる瞬間——それは大地のエネルギーを吸収し、どんな環境でも生き抜いてやるという泥臭くも神々しい「野生の証明」なのです。
汗と泥にまみれ、時には滑稽にすら見える無防備なすっぽんぽん。
しかしそこには、人間という動物の根源的な逞しさと美しさが宿っています。
伊藤歩、荻野目慶子をはじめとする女優たちが、命を燃やすように躍動し、観る者に「生きろ!」と強烈に訴えかけてくる極限の脱ぎっぷりは圧巻の一言です。
コンプライアンスで綺麗に整えられた表現が重視される現代だからこそ、泥水の中で愛を叫び、本能のままに肌を晒す熱量を目に焼き付けてみませんか?
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