基本情報

ヌードギャラリー
瀧内公美
ヌード解説
映画『グレイトフルデッド』での初主演&初ヌードという鮮烈なデビューでキャリアをスタートさせた女優・瀧内公美。
後に『火口のふたり』で日本列島を震撼させることになる彼女ですが、本作『彼女の人生は間違いじゃない』は、その伝説が生まれる直前に打たれた、あまりにも重要な「布石」と言える作品です。
免罪符としてのヌード
本作での瀧内の役どころは、週末だけデリヘル嬢として働く女性という、非常に生々しい設定です。
しかしこのデリヘル嬢という役柄が、彼女が脱ぐことへのある種の免罪符として機能しています。
必然性のあるヌードだからこそ、そこにいやらしさは微塵もありません。
特筆すべきは、濡れ場や入浴シーンで見せる肌の質感です。
日常の閉塞感とそこからの一時の解放…その狭間で揺れる彼女のすっぽんぽんは、相も変わらず息をのむほど美しく、言葉にできない哀愁と生命力を同時に放っています。
選ばれし女優の運否天賦
なぜ、数多いる美しく気高い女優たちの中でも、彼女はここまで別格として特別視されるのでしょうか?
うまい形容表現が見つかりませんが、彼女には「傑作を引き寄せる重力」のようなものがある気がしてなりません。
まるで運否天賦すらも支配し、作品の神様に愛されているかのような…。
20代という若さで、そういった選ばれた女優だけが立てるステージ、あるいは境地に到達してしまっていた凄みが、本作の彼女からは溢れ出ています。
巨匠・廣木隆一が描く「業」と「性」
メガホンを取ったのは、廣木隆一監督です。
ピンク映画出身でありながら、その手腕で一般映画界でも頭角を現し、現在ではトップランカーに数えられる巨匠です。
やはりピンク映画で培った経験値は計り知れません。
人間の逃れられない「業」としての性、そして女性のヌードをタブー視せず、物語の核として堂々と表現できる点は、彼ならではの大きなアドバンテージです。
もちろん、その過激さゆえに「イロモノ」として扱われ、大衆的な記録的大ヒットからは遠ざかる要因になるかもしれません。
しかしそんなことは些末な問題でしょう…。
映画界への提言
人間の本質を描くための引き出しは、多ければ多いほどいいに決まっています。
廣木監督のように、若い監督たちにはもっとピンク映画や成人映画というフィールドで経験を積んでほしいと切に願います。
「OP PICTURES+」シリーズのような、若手監督が性をテーマに腕を磨ける登竜門的なプロジェクトが、今後もっと増えていくべきではないでしょうか?
そうした土壌があってこそ瀧内公美のような稀代の女優が、真に輝く場所が生まれるわけです。



























