基本情報
| 作品名 | ちょっとかわいいアイアンメイデン |
| 公開日 | 2014年7月19日 |
| 監督 | 吉田浩太 |
| 出演 | 木嶋のりこ、吉住はるな、間宮夕貴、矢野未夏、本山なみ、持田加奈子、葉山レイコ、内田春菊 |
ヌードギャラリー
木嶋のりこ
関連商品
「ちょっとかわいいアイアンメイデン」 木嶋のりこ写真集 – 2014/7/4
ロリータ系アイドル・木嶋のりこの美しき初フルヌード写真集! !
映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』の結月役で主演を務める人気グラビアアイドル・木嶋のりこの初ヘアヌード写真集降臨!
神々しくもエロス漂う、のりこの裸身をあますことなく写し出す! !
吉住はるな
関連商品
「ちょっとかわいいアイアンメイデン」 吉住はるな写真集 – 2014/7/4
吉住はるなが、そのスーパーボディで魅せる初セミヌード写真集!
映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』の碧生役で銀幕デビューを果たす吉住はるなのファースト写真集!
撮影会で長蛇の列を量産し続け、爆発的人気の彼女がコスプレあり、緊縛ありで魅惑のボディをさらけ出す!
矢野未夏
間宮夕貴
通常版とディレクターズカット版の違い
劇場公開としてはR15+指定でしたが、映像媒体でリリース時に過激な未公開シーンを追加した、ディレクターズカット版（R-18）がリリースされています。
こちらに関してはメイキング作品でも一部確認することができます。
通常版とディレクターズカット版の違いについてですが、本項では ひとつひとつ比較結果をレポートしていきます。
ちなみに「ちょっとかわいいアイアンメイデン ディレクターズ・ロングバージョン Blu-ray BOX」の商品説明より、公式が発表している通常版との違いは以下となります。
・ブラジリアン水着を着用した結月の、一人で身悶える初絶頂シーン
・結月の碧生への三角木馬責め他過激な拷問シーン
・蝋燭責めを経てからの幻想的で濃厚な結月と碧生のラブシーン
・引き離された結月と碧生が一人自室で耽る噴出シーン
・桜吹雪の中、全裸緊縛された結月と碧生が愛し合うエンディング
ブラジリアン水着を着用した結月の、一人で身悶える初絶頂シーン
上記画像は2カットともディレクターズ・ロング版のシーンです。
確かにディレクターズカット版の方が２分近くこのシーンが長いことは確認できるのですが、具体的にどのシーンが追加されたかは分りづらいです。
そもそもオリジナルでもそれなりに過激なシーンではあるので…まぁこのシーンが好きな人のために忖度してシーンの尺を追加したんだと思います。
結月の碧生への三角木馬責め他過激な拷問シーン
上記画像はディレクターズ・ロング版のシーンです。
恐らくこの辺の拷問シーンがオリジナルより長いってことなんでしょうが、肌の露出のないシーン増やされてもね…。
蝋燭責めを経てからの幻想的で濃厚な結月と碧生のラブシーン
上記画像は2カットともディレクターズ・ロング版のシーンです。
恐らくこの辺のシーンに、より過激なカットが加わっているという認識ですが…。
まぁ例によってR15から、それなりに過激ではあるので違いはよくわかりません。
引き離された結月と碧生が一人自室で耽る噴出シーン
上記画像は3カットともディレクターズ・ロング版のシーンです。
確かに比較すればディレクターズカット版の方が過激な描写は多いことは確認できました。
ですが…
上記画像は通常版のシーンとなります。
通常版でも木嶋の陰毛が確認できるくらい、かなり際どいカットは存在するので、なんでしょうね…R15とR18の線引きがよく分からない…という意見が本音です。
桜吹雪の中、全裸緊縛された結月と碧生が愛し合うエンディング
通常版
ディレクターズ・ロング版
通常版
ディレクターズ・ロング版
ディレクターズ・ロング版ではエンディングでも過激なポーズが追加されています。
まぁ確かにR15どまりの劇場公開作品で、ヒモ一本の状態でM字開脚披露はいくらボカシがかかっていても映倫に止められそうですね…。
ただ全体的にシーンが追加されたといっても、元々あったシーンに多少の肉付けがされているだけっていう印象です。
矢野未夏が三角木馬に乗るシーン
ここからは公式が発表したわけではないですが、当サイトで発見した通常版とディレクターズ・ロング版の違いについてです。
通常版
陰部にイチゴのイラスト
ディレクターズ・ロング版
過激なシーンにも修正は無し
通常版ではイチゴで大事な部分が隠されていましたが、ディレクターズカット版ではそういった編集がカットされています。
木嶋のりこの陰部を限界まで責めるカメラワーク
こちらも公式発表があったわけではないですが、ディレクターズ・ロング版で確認できたあまりに印象的なシーンをご紹介いたします。
ディレクターズ・ロング版
木嶋のりこの陰部大接写シーン
ボカシいりとはいえ、こんな陰部接写シーンを本編に入れることを許した彼女の役所魂には頭が下がります。
まとめ
結論から言えば、正直通常版とディレクターズ・ロング版の違いについては、「明確にここが違う！」と分かる程度の変化ではございませんね。
ただまぁ間違いなくボリュームアップはしているので、100％「ちょっとかわいいアイアンメイデン」を楽しみたい方にはディレクターズ・ロング版の視聴をおススメしますし、心理的にも完全版があるならそちらが見たくありませんか？
後悔したくないなら最初からディレクターズ・ロング版を視聴することをお勧めしますが、決して通常版で物足りないということではなく、ヌードシーンもてんこ盛りでR15とは思えない暴走に近い冒険を繰り広げてくれています。
これ以外にも違いはあると思うので、時間面と金銭面に余裕のある方は両方購入して間違い探しをしてみることをオススメ致します。
最後になりますが、まさかこんな具合に通常版と完全版をねちっこく比較・検証されるとは制作・販売元も夢にも思わなかったことでしょう…笑
結果として、公式に発表されている追加・再編集したシーンは「期待外れだった」と捉えられかねない報告になってしまいましたが、決して作品そのものを貶す意図は全くございません。
演者の熱演・スタッフの意気込みが強すぎたあまり、劇場公開版でほぼ完ぺきな作品を仕上げてしまったが故に、プラスアルファが物足りなく感じてしまったと解釈できるのかもしれません。
ヌード解説
本作はタイトルが示す通り、「ちょっとかわいい」女子高生たちが、歴史上の拷問具を駆使して活動するという、キュートさと残酷さが同居した唯一無二の世界観が魅力の４コマ漫画作品を原作としています。
関連商品
ちょっとかわいいアイアンメイデン - 2016/04/28
美人の先輩にフラフラついて行った武藤結月ちゃんが入部させられてしまったのは、何と学園で暗躍してる「拷問部」だったのです！？
美人な残念美人・船木碧生先輩に目をつけられた結月ちゃんの学園生活が危ない！？
映画の方は公開当時から、主演・木嶋のりこが見せた体当たりの演技が大きな話題となりましたが、その評価に違わぬ邦画としては極めて大胆な表現に満ちています。
木嶋のりこは本作を足掛かりに、続く「屋根裏の散歩者」「ジムノペディに乱れる」といった作品でも見事な演技を披露します。
作品のためならヌードも厭わない新進気鋭の実力派女優として、一躍スターダムへと駆け上がりました。
ボディダブルを使用しない
大女優・木嶋のりこ
手首を縛られ抵抗のできない姿にされたうえで、ハサミで衣服を切り刻まれすっぽんぽんにさせられます。
男どもが誰もが一度は考えてしまう、下卑た願望を映像で実現させてしまう、コレだけでこの映画の評価は満点にしてしまいますよね…笑
問題の究極羞恥シーン
本作で特に語るべきは主演の木嶋のりこと準主演の吉住はるな、二人の女優が見せる対照的なすっぽんぽんの表現です、木嶋のりこは大胆なヘアヌードを披露します。
しかし本作の凄みは、単に脱いだという事実ではありません、それはすっぽんぽんでありながら「隠す素振り」すら許されないという究極の羞恥行為を観客に突きつける演出にあります。
AV女優ではない一般の女優が、ここまで精神的に追い込まれる役柄を演じ切るその女優魂は滅多にお目にかかれるものではありません。
そしてこのシーンが決して単なるサービスカットではなく、物語の核心に触れる恐怖として機能している点こそが本作の真の恐ろしさでもあります。
一方吉住はるなの露出は、本編においては比較的控えめです。（あくまでも本編では…って意味です。）
彼女は決してバストトップを晒すことはありませんが、下半身は驚くほど無防備に映し出されます。
そのアンバランスさが、かえって独特の官能性を生み出しています。
その傾向はメイキング映像でより顕著になるという点も見逃せません。
本編で計算された「見せない」部分がメイキングではどう映っているのか？ 興味がある方は、ぜひそちらも確認することをお勧めします。
吉住はるなのヌードシーン
本編ではヒップのみの披露
脇を固める女優陣の中で、特に印象的なのが矢野未夏です。
本作においてヘアヌードを披露しているのは、主演の木嶋のりこと彼女だけであり、サブキャストながらその大胆な脱ぎっぷりは特筆に値します。
彼女の女優魂は本作に留まらず、同じく角川映画製作の『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』でもヌードを披露しています。
そちらも併せて鑑賞すれば、彼女の魅力をより深く理解できることでしょう。
助演・ヘアヌード女優
矢野未夏
映画「甘い鞭」や「屋根裏の散歩者」で大胆なヘアヌードも厭わないことで知られる実力派女優、間宮夕貴です。
彼女の出演に期待を寄せたファンは、本作での露出が極めて限定的であることに驚くかもしれません。
もちろん本作で露出を控えたからといって、体当たりの演技で築き上げてきた彼女の評価が揺らぐものではありません。
しかしファンにとって興味深いのは、その「見せ方」です。
彼女が肌を晒すのは、拷問部での洗体シーンでヒップのみを披露する一度きりです。
さらに注目すべきは、メイキング映像です。
本編と同じ洗体シーンが一瞬映し出されますが、そこでは彼女の股間に不自然な黒塗りが確認できます。
このことから本作では契約上バストトップやヘアは見せられないといった、いわゆる“大人の事情”があったものと推測されます。
間宮夕貴の唯一のヌードシーン
問題のメイキングのワンカット
間宮の股間に注目
本作は邦画におけるヘアヌード表現の限界を、これでもかとばかりに打ち破った記念碑的な一作と言えるでしょう。
事実、本作を境にして、ヘアヌードを作品の重要な要素として掲げる邦画が、明らかに増加傾向にあるのです。
年を追うごとに閉鎖的になり、女性の身体的表現がタブー視されつつある地上波テレビとは対照的に、映画界はその悪しき風潮に抗うかのように時代を逆行する挑戦を続けています。
それは単に低俗で下品なお色気としてヌードをタブー視するならば、むしろそれを高尚で芸術的な物語と融合させることで表現の新たな地平を切り拓こうという見事な逆転の発想です。
その挑戦が続く限り、日本映画の未来は決して暗いものではないと、大いに期待させてくれます。