基本情報
| 作品名 | 愛するとき、愛されるとき |
| 公開日 | 2010年10月9日 |
| 監督 | 瀬々敬久 |
| 出演 | 江澤翠、河合龍之介、晶エリー、志賀廣太郎、吉岡睦雄、伊藤猛 |
ヌードギャラリー
江澤翠
晶エリー
ヌード解説
邦画史上屈指の過激なヘアヌード作品
本作は、邦画の中でも特に過激なヘアヌード描写を含んだ作品であり、全編を通して大胆な裸体シーンが満載です。
これほどまでに「すっぽんぽん」を詰め込んだ映画は珍しく、官能映画の歴史においても特筆すべき一本となっています。
すっぽんぽん映画を語るうえで、この作品を見逃すわけにはいかないでしょう。
江澤翠の体当たり演技
主演の江澤翠は、本作で見事なヘアヌードを披露しています。
官能映画の枠を超えて「愛と性」という永遠のテーマに挑み、まさに体を張った演技を見せています。
その脱ぎっぷりは圧巻の一言で、彼女のヘアヌードは余すところなく映し出されています。
江澤翠の眩しいヘアヌード
江澤翠は『グラグラ』などのR指定作品にも出演していますが、AV女優ではなく本格的な女優として官能的な役柄に挑戦している点が評価されるべきでしょう。
こうした女優がもっと注目されるべきだという声もあり、彼女の熱演を称賛する声は多いです。
彼女に焦点を当てた脚本・演出は見事で、彼女の魅力を最大限に引き出しています。
特に、奔放な妹にコンプレックスを抱く姉の自己肯定の物語としての側面があり、観る者の共感を呼ぶドラマが展開されます。
ネット社会の底辺を漂う冴えない男と、妹に劣等感を抱える姉との関係性が描かれ、恋愛のリアルな側面に踏み込んでいるのも本作の特徴です。
世間には様々な恋愛模様が存在し、その一つひとつが特別であることを、シンプルながらも奥深い演出で表現しています。
「未亡人銭湯」でも不完全な露出…。
ちなみに、晶エリーもヌードを披露していますが、パイパンのためかボカシ処理が多く少々残念な仕上がりになっています。
『未亡人銭湯 おっぱいの時間ですよ！』での脱ぎが中途半端だっただけに、本作での大胆な露出に期待していたファンには物足りなかったかもしれません。
官能映画の枠を超えた挑戦的な作品
本作は『Love&Eros CINEMA COLLECTION』の一作であり、ポルノ色の強い作品ですが、単なる官能映画ではなくエロスとストーリーの融合を試みた点が特徴です。
AV的なノリも含まれますがそういった伏線が意味を持たせる演出へと展開し、鑑賞者に「愛とは何か」「エロスとは何か」を考えさせる仕上がりになっています。
決して洗練された映画とは言えず、ストーリーの完成度には粗さが見られます。
しかし、それでも邦画界のタブーとされる“すっぽんぽんの濫用”に敢えて挑み、作品として昇華しようとした姿勢には感服します。
女性のすっぽんぽんを避けて愛を語ることはできないし、映画を語ることもできない――そんな監督の信念が詰まった作品だと感じました。
まとめ
邦画の歴史においても特に過激な作品として挙げられますし、江澤翠の体当たりの演技がとにかく際立つ一本です。
エロスの描写に全振りしながらも、単なるポルノにとどまらずドラマとしての要素をしっかりと盛り込んでいる点が特徴的です。
決して万人向けの作品ではなく、直球なエロス描写が苦手な人にはおすすめできません。
しかし、官能映画の持つポテンシャルを追求したい人にとっては、一見の価値がある作品でしょう。