AmazonPrimeVideoで見られるオススメすっぽんぽん作品

火口のふたり

ヌードを披露した女優

  • 瀧内公美
続きを読む
アンダー・ユア・ベッド

ヌードを披露した女優

  • 西川可奈子
続きを読む

FANZAですっぽんぽんを堪能する

作品 邦画

『自縄自縛の私』(平田薫)のヘアヌード、すっぽんぽんギャラリー

基本情報

作品名 R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私
公開日 2013年2月2日
監督 竹中直人
出演 平田薫、安藤政信、綾部祐二、津田寛治、山内圭哉、馬渕英俚可
20220925_超RIZIN

ヌードギャラリー

平田薫

ヌード解説

当時22歳で主演を務めた平田薫がヘアヌードを含む体当たりの演技を披露、彼女のキャリアにおいて極めて重要な一作となったことは間違いありません。
本作は、異色の才能が集まって創り上げられた、観る者の心に静かな衝撃を与える作品です。

作品概要と特異なテーマ性

本作は「女による女のためのR-18文学賞」で大賞に輝いた同名の作品を原作としています。

監督の竹中直人は非常に繊細で倒錯的なテーマを、時にユーモラスに、時に痛切に…そしてどこか温かい眼差しをもって映像化しています。
R15+指定作品ではありますが、露悪的な描写に終始するのではなく、主人公の揺れ動く心理を丁寧に描き出そうという意図が感じられます。

主演・平田薫の輝きと、衝撃のヘアヌード

本作を語る上で絶対に欠かせないのは、主演・平田薫の存在、そして彼女が本作で見せた大胆な決断でしょう。

平田薫はファッション誌の専属モデルとして芸能界入りし、その健康的で正統派な美貌をもって、モデル業、そして女優業と順調にキャリアを重ねてきました。
清純派としてのイメージも確立しつつあった彼女が本作でヘアヌードを披露したという事実は、公開当時多くの人々に衝撃を与えました。
22歳…女優としてまさにこれからという時期、人気ドラマにも出演しまさに全盛期とも呼べる輝きを放っていた中で彼女は決断をしました。
しかし、この選択は決して衝動的なものでも、ましてや不本意なものでもなかったようです。

彼女のインタビューで、ヌードシーンを含むこの役を引き受けるにあたり、その存在を最初から承知しており「抵抗はなかった」と明言しています。
それどころか「女優として、こういう役が来るのはありがたい」と、この挑戦を極めて前向きに捉えていたのです。
この潔さとプロフェッショナリズムこそが、彼女の女優としての覚悟の深さを物語っています。

22歳、覚悟のヘアヌード。

劇中、彼女がヌードを披露するのは、確かにほんのワンシーンかもしれません。
そしてヘアヌードが画面に映し出されるのも、ほんの微かに数秒間チラリと見せる程度と言えるでしょう。
そこにこそ、計算された「見せ方」の中に、作品への貢献と自身の価値を最大限に高めようとする、彼女のクレバーな戦略が垣間見えるのです。

一度脱いでしまうとそのイメージから抜け出せず、次々と安易な脱ぎ仕事を繰り返して自身のブランドイメージを失墜させてしまう女優も少なくないです。
そんな中、平田薫は本作で最大限の表現をしつつも、その後の活動で自身の身体を安売りすることなく、女優としてのキャリアを見事に継続させています。
この一点だけでも、彼女の強い意志と先を見据えた視点が伺えます。

そして何よりも特筆すべきは、彼女のヌードが息をのむほどに美しいということです。
その言葉以外に表現が見当たらないほど、ただただ見惚れてしまいます…。
若さと瑞々しさ、そしてどこか危うげな色香が同居するその姿は、数少ない本物の魅力を有した女優であることを証明しています。
この美しさは、竹中監督自身が「(平田のヌードを)すごく綺麗に撮りたい」という強い思いを持って撮影に臨んだことの証左でもあるでしょう。
脱がなくても十分に通用する圧倒的なポテンシャルを持った一流の美人女優が、肉体的にも精神的にも最も充実した20代前半という時期に、全てをさらけ出すという行為に込めた覚悟は見事です。
そして、それを美しく昇華させた製作陣の意志も含め、もっともっと評価されて然るべきだと強く感じます。
本作がその内容の濃密さや平田薫の挑戦にもかかわらず、予想を超えるほどの大きな話題とならなかったことが、不思議でなりません。

竹中直人監督の慧眼と、平田薫の役への没入

名優でもある竹中直人監督が、平田薫を抜擢した理由の一つとして、彼女のベリーショートの髪型を挙げているそうです。
言われてみれば確かに…当時の彼女のショートカットは非常に印象的でした。
仮にグラマラスなロングヘアの美女が同じ役を演じたとしても、どこかイメージが異なってしまうのではないでしょうか。
主人公・百合亜が持つ、どこか少年のような純粋さと、内面に秘めた屈折した情念、そのアンバランスな魅力を平田薫の存在感、特にあのベリーショートの髪型が見事に体現していたと言えるでしょう。
それを見抜き彼女を主役に据えた竹中監督のキャスティングセンスは、さすがの一言です。

さらに平田薫自身も、この「自縛」という特異なテーマに対し、真摯に向き合ったと聞きます。
作中では、彼女自身が縄で身体を縛り上げていくシーンが長回しで撮影されていますが、その所作は付け焼き刃のものではありません。
役作りのために自縛の技術を必死にマスターしたというその努力は、スクリーンを通してひしひしと伝わってきます。
求められるならば、そしてそれが作品にとって必要ならば、ためらうことなく応えようとします。
そして、役になりきるためにはどんな努力も惜しみません。
こうした決断を臆することなく実行できる女優こそ、真の一流として評価されるべきではないでしょうか。

女優・平田薫の覚悟と挑戦

これからの平田薫からも、目が離せない。

『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』はその特異な題材と文学的な背景、そして竹中直人監督ならではの映像センスが融合した他に類を見ない作品です。
しかし何より、この作品を特別なものにしているのは平田薫という女優が見せた、一点の曇りもない覚悟と彼女だけが持つ稀有な美しさ、そしてそれを最大限に引き出そうとした監督の情熱です。

本作での彼女の挑戦は、単なる「脱いだ」という表面的な事実で語られるべきではありません。
そこには一人の表現者としての矜持と、自らのキャリアを切り開こうとする強い意志、そして何よりも作品への深い愛情が込められています。
この作品とそこで全てを賭けた平田薫の存在は、もっと多くの人々に知られ、そして正当に評価されるべきだと強く想いながら、今回の記事を作成させていただきました。

レンタル・購入はコチラ

 

-作品, 邦画
-, ,

© 2025 すっぽんぽんムービーちゃんねる