基本情報

ヌードギャラリー
永井正子
ヌード解説
低予算が生んだ奇跡
直木賞作家・重松清の短編小説を映画化するプロジェクトの一環として制作された本作『愛妻日記』…。
ニッチなジャンルゆえに、おそらく制作費はかなり抑えられていたことが予想されます。
本来であれば、著名な俳優を起用できないことは作品にとって「足かせ」になるはずですが、本作においてはその制約がとんでもないプラスの化学反応を引き起こしました。
それは永井正子という、無名ながらも宝石のような女優をキャスティングできたことです。
なぜ彼女が無名なのか?日本映画界の七不思議
主演を務めた永井正子ですが、正直なところ彼女の名前を聞いてピンとくる方は皆無に近いでしょう。
2000年代に数本の映画に出演歴はあるものの、いずれも端役かマイナー作品でした。
表舞台で脚光を浴びることなく、本作以外ではその足跡を辿ることすら困難です。
おそらく舞台を中心に活動されていた方だと思われますが、そういった情報があまりにも少なすぎます。
しかし画面に映る彼女の姿を見た瞬間、誰もが我が目を疑うはずです。
「なぜ、これほどの美人が埋もれていたのか?」 目鼻立ちは整い、輪郭は黄金比とも呼べる理想形です。
数少ないプロフィール写真を確認しても、現在の一流女優たちと並べて何ら遜色のない正統派の美女です。
当時29歳 女としての成熟と、まだ残る若さが混じり合う絶頂期、これだけのルックスを持ち、脱ぎ仕事も厭わない度胸の持ち主。
本来ならスター街道を約束されていたはずの彼女が、なぜ本作以降、忽然と姿を消してしまったのか…その消失を嘆く声が今なお散見されます。
最初で最後の極上ヘアヌード
本作の最大にして唯一の価値、それは永井正子のヌードに尽きます。
少し時代を感じさせる髪型こそご愛嬌ですが、衣服を纏わぬ彼女の姿は神々しいまでの完成度を誇ります。
透き通るような肌、しなやかな肢体、そして何と言っても目元の「泣きボクロ」…。
醸し出す究極のセクシーさと憂いは、観る者の理性をたやすく崩壊させます。

本編中、終始ヌードを披露し続けた謎多き女優・永井正子。
ヘアが見えるシーンこそ限定的ですが、すっぽんぽんになるシーンは出し惜しみなく用意されています。
ピンク四天王の一角・サトウトシキ監督の手腕も見事です。
ドライで乾いた演出を得意とする彼が、永井正子の「湿り気」のあるエロスを引き出したことで、画面からはフェロモンが匂い立つようです。
すべてを投げ打って監督の要求に応えた彼女の脱ぎっぷりは、単なる露出を超えある種の魔力を帯びています。
見れば見るほどおかわりをしたくなる、中毒性の高いヌードの虜になることは間違いありません。
彼女がこれ以降、表舞台から姿を消してしまったという事実が、このフィルムの価値をさらに高め切なさを倍増させるのです。
マイナームービー探訪の醍醐味ここにあり
低予算映画の山の中に、ごく稀に埋まっている「ホームラン」…。
本作は間違いなくその一本です、重松清の描く夫婦の機微も味わい深いですが、それ以上に永井正子という女優の存在証明を目撃することに意義があります。
こんな美女に満足に仕事を与えず、引退(?)させてしまった日本映画界には「大丈夫か?」と問いただしたい気分ですが、少なくとも本作には彼女の輝きが永遠に刻まれています。
二度と見ることのできない、幻の美女の一糸まとわぬ姿、 見逃してよいはずがありません。


























