基本情報
作品名 | 再会 |
公開日 | 2011年3月26日 |
監督 | 榎本敏郎 |
ヌード女優 | 栗林里莉 |
ヘアヌード | ✖ |
ヌードギャラリー
栗林里莉
ヌード解説
常にインディーズ映画界の常識を覆してきた「青春H」シリーズ。
その第8作目として、ピンク七福神・榎本敏郎監督が手掛けた『再会』はシリーズの中でも特に議論を呼ぶ、野心的な一作として知られています。
当時絶頂の人気を誇った女優・栗林里莉を主演に迎えながら、観る者の期待を心地よく(?)裏切る意外なアプローチにありました。
本作のヒロイン・栗林里莉は、単なるAV女優ではありません。
2008年のデビューから瞬く間にトップへと駆け上がり、人気グループ「恵比寿マスカッツ」のメンバーとしても活躍します。
さらにはテレビドラマ『嬢王3 〜Special Edition〜』に出演するなど、お茶の間にもその名を知られた、まさにA級スターでした。
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そんな彼女が「青春H」のスクリーンに登場したという事実は少々疑問が残ります。
彼女自身がAV卒業後のキャリアを見据え、本格的な女優業への足がかりとして本作を選んだ、覚悟の表れだったのでしょうか…?
何はともあれ、これほどの有名・人気女優を起用したからには、過激なヌードを期待してしまうのがファン心理というものです。
しかし、榎本監督が選択はファンの期待に応えたとは言えないものでした…。
本作ではヌードシーンは意図的に控えられ、むしろありふれた恋愛映画のような、切ないストーリーテリングに重きが置かれています。
これはシリーズが安易なヌードに頼らず、新たな表現を模索し始めた「進化」の証と捉えるべき…なのでしょうか?
監督は栗林里莉が持つ「AV女優」という記号に頼るのではなく、一人の女優としての表現力を引き出すことに注力したと思われます。
もちろんコンセプトに則りヌードはありますが「もっと脱いでほしかった…」本作を観た多くの人が抱くであろう、この渇望にも似た感情がこだまします。
しかし、その物足りなさこそが、栗林里莉という女優のポテンシャルの高さを何よりも雄弁に物語っている、とも言えませんか?
もし並の女優であれば、これほどの不満は生まれなかったでしょう。
スクリーンに映る彼女があまりにも魅力的だからこそ、我々は「もっと見たい」と願ってしまうのです。
「宝の持ち腐れ」と感じるということは、彼女のヌードはまさしく「宝」だったということの何よりの証明です。
刺激的なシーンは少ないかもしれません。
しかし、本作はトップ女優を前にあえて「脱がせない」という選択をした、極めて挑戦的な作品です。
「青春とH」の新たな形を模索した監督の野心と、それに応えた栗林里莉の女優魂、そのスリリングな化学反応こそ、本作が持つ本当の価値なのかもしれません。