DMM TV、FANZA動画で見られるオススメすっぽんぽん作品

タロウのバカ

ヌードを披露した女優

  • 植田紗々
続きを読む DMM TV
グラグラ

ヌードを披露した女優

  • 永岡玲子
  • 江澤翠
続きを読む DMM TV

FANZAですっぽんぽんを堪能する

ヌードの歴史年表

ヘアヌード・すっぽんぽん映画の歴史を年数別でまとめてみました。

1970年代以前

邦画におけるヌード解禁

日本映画において、ヌード表現が本格的に登場し始めたのは1950年代という説があります。
先駆けとされるのは、1952年に公開された、実際の事件を基にした映画『アナタハン』(監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ)と言われています。
本作では、物語のリアリティを追求する中でヌード描写が取り入れられました。

関連商品

アナタハン - 1952年

第二次大戦末期の1944年、アナタハン島に漂着した日本兵が島に住んでいた女性を巡ってすさまじい争いを繰り広げる。
実際に起った事件を下敷きにしており51年に生存者が帰国して全貌が明らかになり、これを知ったスタンバーグ監督が持ち込んで日本映画として製作された、実質的な彼の遺作。

さらに、1956年公開の『女真珠王の復讐』(監督:志村敏夫)では、女優・前田通子がバックショットながらヌードを披露し、大きな話題を呼びました。
これは当時の日本映画界においてセンセーショナルな出来事であり、その後のヌード表現の広がりに影響を与えたと言われています。

関連商品

女真珠王の復讐 - 1956年

不正を憎む若人の、恋と冒険を描くアクション・ドラマ。
“小説と読物”に掲載された青木義久の原案を、相良準と松木功が脚本化し、「続・君ひとすじに」のコンビ志村敏夫が監督、友成達雄が撮影を担当した。
主な出演者は「続・君ひとすじに」の前田通子が抜擢されている他、「暴力の王者」の宇津井健、丹波哲郎、「思い出月夜」の三ツ矢歌子、「銀蛇の岩屋 (前後篇)」の藤田進、他に天知茂、新人宮原徹など。

ヨーロッパのヌード事情

続いてヨーロッパ諸国に目を向けてみましょう。

ヨーロッパでは性革命や社会運動の影響で、ヌードをタブー視する傾向が徐々になくなっていきました。
芸術性とエロスを共存させた作品が増え、映画はより自由な表現を求めるようになりました。
『サテリコン』や『カサノバ』などは芸術性を重視し、西洋美術に準ずる映像表現を取り入れました。
一方で『エマニエル夫人』や『青い体験』といった作品は、官能映画としての流行を生み、現在でもその影響は色濃く残っています。
また、『マルキ・ド・サドのジュスティーヌ』や『ルル』など、文学作品を忠実に再現する中でヌードが必要とされた映画も多く登場しました。

巨匠フェデリコ・フェリーニは、ヌードを官能的な対象としてではなく、人間のグロテスクさや生命力、そして退廃を表現するための「絵の具」として用いました。

『サテリコン』(Fellini Satyricon, 1969年)

  • 監督: フェデリコ・フェリーニ

  • 概要: 古代ローマの作家ペトロニウスの小説を原作としながらも、物語性を解体し、退廃と混沌に満ちた帝政ローマ末期を幻想的かつ悪夢的に描いた映像絵巻。

関連商品

サテリコン Fellini Satyricon - 1969年

本作におけるヌードは、性的な興奮を喚起するものではありません。
むしろ、飽食、倒錯、死が渾然一体となった社会の狂騒を象徴する装置です。
人々は美醜の区別なく裸体を晒し、それは時にグロテスクで、時に滑稽ですらあります。
フェリーニは、猥雑な裸体の群れを通して、道徳が崩壊した世界の圧倒的なエネルギーと虚無感を同時に描き出しました。

『カサノバ』(Il Casanova di Federico Fellini, 1976年)

  • 監督: フェデリコ・フェリーニ

  • 概要: 稀代のプレイボーイとして知られるジャコモ・カサノバの回想録を原作に、彼の空虚な性愛遍歴を描く。

関連商品

カサノバ Il Casanova di Federico Fellini - 1976年

この作品は「セックスシンボルの物語」でありながら、徹底して反エロス的です。
フェリーニは、カサノバの性行為を機械的で感情の伴わない、まるで儀式のようなものとして描写します。
特に実物大のからくり人形との性愛シーンは象徴的で、彼の求めるものが真の官能ではなく、自己満足と虚栄心を満たすための行為に過ぎないことを暴き出しています。
ここでのヌードは、愛なきセックスの冷たさと虚しさを強調する役割を担っています。

一方で、ヌードをより官能的かつ魅力的に描き、世界的なブームを巻き起こした作品群も登場しました。これらは「アートフィルム」としての体裁を保ちながらも、大衆の欲望にストレートに応えました。

『エマニエル夫人』(Emmanuelle, 1974年)

  • 監督: ジュスト・ジャカン

  • 概要: 若きフランス人妻エマニエルが、夫の赴任地であるタイのバンコクで性の喜びに目覚めていく物語。

関連商品

エマニエル夫人 Emmanuelle - 1974年

本作は「ソフトコア・ポルノ」というジャンルを確立した記念碑的作品です。
美しい音楽、エキゾチックなロケーション、そしてシルビア・クリステル演じるヒロインの健康的な美しさ。
全てが洗練されており、ヌードは陰湿さやタブー感を払拭し、お洒落で開放的な「体験」として描かれました。
女性の視点から性的快感が肯定的に描かれたことも画期的であり、世界中で大ヒットを記録しました。

『青い体験』(Malizia, 1973年)

  • 監督: サルヴァトーレ・サンペリ

  • 概要: シチリアの裕福な一家にやってきた美しすぎる家政婦アンジェラに、思春期の少年たちが妄想を募らせていくイタリアン・エロティックコメディ。

関連商品

青い体験 Malizia - 1973年

主演のラウラ・アントネッリをスターダムに押し上げた作品。
本作の魅力は、直接的な性描写よりも、少年たちの視点を通して描かれる「エロティックな緊張感」にあります。
アンジェラの豊満な肉体は、少年の妄想の中で神格化され、彼女の何気ない仕草一つひとつが官能的な意味を帯びます。

文学作品が持つ根源的なテーマや過激な思想を映像化する上で、ヌードが必然的な要素として描かれた作品も存在します。

『マルキ・ド・サドのジュスティーヌ』(Marquis de Sade: Justine, 1969年)

  • 監督: ヘスス・フランコ

  • 概要: マルキ・ド・サドの哲学的長編小説『ジュスティーヌあるいは美徳の不幸』の映像化。敬虔で貞淑な美少女ジュスティーヌが、美徳を守ろうとすればするほど、悪徳の前に陵辱され続ける悲劇を描く。

関連商品

マルキ・ド・サドのジュスティーヌ Marquis de Sade: Justine - 1969年

本作におけるヌードは、サドの思想である「理性の否定」や「悪徳の栄え」を視覚化するためのものです。
ジュスティーヌの裸体は、彼女が受ける陵辱と苦難の象徴であり、その痛々しい姿を通して、道徳や神の無力さが問いかけられます。
商業的なエロスとは一線を画す、哲学的で挑発的なヌードと言えます。

『ルル』(Lulu, 1980年)

  • 監督: ワレリアン・ボロフツィク

  • 概要: ドイツの劇作家フランク・ヴェーデキントの戯曲を基に、男たちを破滅させていく魔性の女ルルの半生を描く。

関連商品

ルル Lulu - 1980年

主人公ルルは、抑圧されることのない原始的な性の化身として描かれます。
彼女のヌードは、彼女の持つ抗いがたい魅力と生命力の象徴です。
男たちは彼女の裸体に魅了され、社会的地位や理性を失い、破滅へと向かいます。
ルルのヌードは、物語の中心に存在する「抗いがたい運命」そのものであり、芸術性と悲劇性を伴う極めて重要な要素となっています。

性表現の規制が緩和されると、ヌード映画はヨーロッパ各国で急速に増加しました。
これらの作品は単なる興行目的にとどまらず、ヌード自体が芸術・文学・社会問題を表現する重要な要素として機能するようになりました。

この時期のヨーロッパ映画におけるヌードの多用は、単なる性的な描写の氾濫ではなく、映画の表現の幅を広げる試みとして受け入れられていったのです。

日本国際映画祭での一幕

1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)では、「日本国際映画祭」において、スウェーデン映画『私は好奇心の強い女』の上映を巡って大きな議論が巻き起こりました。
本作には過激なヌードや性愛表現が含まれていたため、上映に関する議論は白熱し、マスコミにも取り上げられ社会問題へと発展しました。

関連商品

私は好奇心の強い女 - 1966年

1960年代の性革命を背景に、スウェーデンの社会問題や階級闘争を論じる男女の姿を、ドキュメンタリーとフィクションを交えて映し出します。
ヌードや性描写は、既成の道徳や権力への抵抗、そして個人の解放を象徴する手段として用いられました。そのあまりに率直な表現は世界中で上映禁止運動や裁判を巻き起こし、芸術かポルノかの大論争に発展。
結果的に多くの国で検閲制度を変えるきっかけとなった、映画史における重要な一作です。

結果的に問題視された45か所のシーンが修正され、さらに対応できない部分はカットされました。
最終的には上映時間が11分短縮された規制版が映画祭で上映されました。

この決定は、日本国内における表現の自由の問題を浮き彫りにしました。
一方アメリカでは1968年に本作の上映を巡って裁判にまで発展し、結果的に配給サイドが勝訴します。
「ポルノ解禁」への免罪符となり、ヌード映画の発展に大きく寄与しました。

本作は本来、スウェーデンの社会問題や個人の自由をテーマとした社会派映画でした。
しかしヌードシーンばかりが注目され、映画の内容そのものが正当に評価されなかった側面もあります。
特に日本では話題が「過激な描写」一辺倒になり、映画が意図したメッセージがかき消される結果となりました。

日活ロマンポルノの誕生と発展

日本では1971年から日活ロマンポルノ作品が製作され始めました。低予算ながら高い利益を生むことができるため、短期間で多くの作品が製作・上映されることになります。
このロマンポルノは、単なる裸を見せることが目的のC級ピンク映画とは異なり、ストーリーの中で必然性のあるヌードシーンを織り込むことで芸術性を持たせました。
その結果多くのファンを獲得し、人気レーベルへと成長しました。

関連商品

にっかつロマン・ポルノ 保存版: あのシーンをもう一度 - 1994/3/1

日活ロマンポルノの魅力は、「10分に一度の濡れ場」という商業的な制約を逆手に取り、監督たちが自由な作家性を爆発させた点にあります。
エロスを隠れ蓑に、社会風刺や前衛的な映像表現を盛り込み、単なる成人映画ではない芸術性と娯楽性を奇跡的に共存させました。
多くの名監督や女優を輩出した、日本独自の映画文化です。

ですが…先述したとおり、当時の日本ではヘアヌードの表現は依然として厳しく制限されており、世界のヌード表現との差を感じさせる状況が続いていました。
日本国内の映画事情は、現在と比較すると依然として厳しい規制のもとにあり、「暗黒時代」とも言える状況でした。
しかしこうした性交やヌードの表現に対する制約が多かったからこそ、日本独自のポルノ映画が発展し独自の進化を遂げたとも考えられます。

大島渚と『愛のコリーダ』

日本の映画業界もヌード規制に対して無抵抗だったわけではありません。
その象徴的な作品が、大島渚監督による1976年のフランス合作映画『愛のコリーダ』です。
本作では、濃厚な性描写をすべて無修正で描写し、日本映画としては初の試みとなりました。
これにより大きな話題となりましたが、当然ながら映倫(映画倫理委員会)は無修正での上映を認めず、大幅な表現規制が入ることになりました。

1978年には、大島渚監督らが『愛のコリーダ』のオリジナルフィルムを日本に持ち込もうとした際、関税法違反(猥褻物頒布罪)の容疑で起訴される事件が発生しました。
裁判では、大島監督が「芸術と猥褻の違い」について熱弁をふるい、表現の自由を強く主張しました。
その結果、監督自身は無罪となったものの、配給会社には罰金刑が科されました。

一方、海外では本作に対する評価は大きく異なり、特にフランスでは芸術作品として高く評価され、カンヌ国際映画祭などでも話題となりました。
しかし、日本国内では長らく問題視され、完全版が正式に公開されるまでに相当な時間を要しました。

2000年ついに『愛のコリーダ』ノーカット完全版が記念上映されました。それまでに要した時間は24年にも及びます。
この間日本映画界はヌード表現の面で大きな制約を受け、日本映画界を足を止めていたと揶揄され、世界との差がさらに広がっていったと言えます。

  • 1973年

    ナチ女親衛隊 全裸大作戦

    メモ

    全編にわたり女優陣が惜しげもなくヌードを披露する、ヌード特化の快作。
    ラストの全員すっぽんぽんでの大脱出は、まさに圧巻のスペクタクルです。

  • 1975年

    インモラル物語

    メモ

    圧倒的な質と量を誇るヌード映画の金字塔。
    半世紀を経ても色褪せない、美女たちの神々しいすっぽんぽん姿は必見です。

  • 1976年

    愛のコリーダ

    メモ

    日本映画史に名を刻む、初の無修正本番作。
    役者たちが裸一貫で演じたその情熱は、今なお観る者を圧倒します。

  • 1979年

    愛と追憶のセレナーデ

    メモ

    バレリーナ達が舞うシャワーシーンは必見。
    それはエロスを超え、一枚の絵画のような芸術的ヌードです。


1980年代

青春お色気映画の台頭

1980年代に入るとアメリカを中心に、ティーンエイジャーの日常や恋愛模様に性的な要素を織り交ぜた「青春お色気映画」が数多く製作され、世界的なヒットを記録しました。
代表的な作品としては、『ポーキーズ』、『ザ・カンニング』、『プライベイト・スクール』などが挙げられます。

これらの作品はハードコアなポルノグラフィとは異なり、コメディタッチで若者の性への興味や冒険を描きつつ、登場人物がヌードを披露するシーン(時にはヘアヌードも含む)が盛り込まれている点が特徴でした。
カジュアルな雰囲気の中で、ハプニングや悪ふざけからヌードシーンが生まれる展開(いわゆる「ラッキースケベ」的な描写や、女子更衣室・シャワールームへの潜入といったシチュエーション)は、若者の共感を呼びやすいものでした。

こうした青春お色気映画は、露骨な性行為描写を避けることで、比較的広範な観客層に受け入れられました。
日本国内でもこれらの作品の一部はテレビ放送される機会がありましたが、その際にはヘアヌードなどの過激な部分は修正(トリミングやボカシ処理)が施されるのが一般的でした。
しかしバストやヒップの露出に関しては、当時の比較的寛容な時代背景もあり、そのまま放送されるケースも少なくありませんでした。
この時期にこうした映画に触れた世代が、後の日本におけるインディペンデント系の青春映画(例えば2010年代の「青春H」シリーズなど)の観客層や制作者層を形成する一助となったとも言われております。

「初体験/リッジモント・ハイ」「超能力学園Z」「Hot Moves(日本未公開)」などもヌードが確認できる青春お色気映画として有名ですね。

関連商品

初体験 リッジモント・ハイ - 1982年

フィービー・ケイツがプールサイドで見せるヌードシーンは、映画史における伝説です。
赤いビキニを外し、スローモーションで水から現れる姿は、単なるサービスシーンを超え、観る者の記憶に焼き付く幻想的な美しさを持っています。
80年代青春映画が描いた、最も瑞々しく象徴的な「憧れ」の瞬間と言えるでしょう。


超能力学園Z HDマスター版 BD&DVD BOX - 2024/5/29

冴えない主人公が超能力に目覚め、プロムで憧れのヘザー・トーマスのドレスを脱がしてしまうという、男子の夢を具現化したクライマックスが全てです。
悪意のないイタズラっぽさと、コミカルな展開が魅力で、80年代ならではの底抜けに明るくハッピーなファンタジーとして、多幸感のあるヌードシーンに仕上がっています。


HOT MOVES

有名スターは不在ですが、ストーリーを二の次にして繰り出される、惜しげもない大量のヌードそのものが魅力のB級快作。
特にクライマックスのビーチでの裸のパレードは圧巻です。
難しい理屈は一切不要、80年代という時代の開放的なエネルギーと熱気を全身で楽しめる、おバカでストレートな魅力に満ちています。

日本における陰毛・アンダーヘア規制

一方1980年代の日本国内では、依然として陰毛(アンダーヘア)の描写に対する規制は厳しく、映画だけでなく雑誌や漫画といった紙媒体においても、陰毛表現は社会的な議論の的となることが頻繁にありました。
この時期は表現の自由を求める側と、公序良俗を重んじる規制側との間で、陰毛表現を巡る「せめぎあい」が続いた時代と言えます。

しかし、こうした論争を逆手に取り、話題性を狙って意図的に陰毛表現を取り入れる出版物や映像作品も徐々に現れ始めました。
結果として、ヘアヌード表現に対する社会的な関心を高め、後の規制緩和に向けた地ならしになった側面もあると考えられます。

東京国際映画祭での部分的解禁

1985年に開催された第1回東京国際映画祭では、ジョージ・オーウェルの同名小説を映画化したイギリス映画『1984』が上映されました。
本作には、ジュリア役を演じたスザンナ・ハミルトンがすっぽんぽんとなるシーンが含まれており、そこでは陰毛もはっきりと映し出されていました。

関連商品

1984

完全監視社会の抑圧から逃れ、ウィンストン(ジョン・ハート)とジュリア(スザンナ・ハミルトン)が自然の中で裸を晒す姿は、個人の自由と人間性を奪われた世界に対する、痛々しくも切実な抵抗の証です。
それは、愛と反逆の政治的行為として、極めて非官能的かつ力強く描かれています。

当時の日本の映画界や観客にとって、国際映画祭という公の場でこのようなヘアヌード描写を含む作品が上映されたことは、大きなインパクトを与えました。
これは芸術的な舞台においては、ヘアヌード表現も許容され得るという認識を広める一助となり、その後の日本映画におけるヌード表現のあり方に少なからず影響を与えたと考えられます。

ハードコアポルノの一撃

大島渚監督の『愛のコリーダ』が切り開いた無修正表現の可能性は、他の日本の映画監督にも影響を与えました。
特に、映画監督・演出家の武智鉄二は、1980年代に立て続けにハードコアな性描写を含む作品を発表しました。
代表作としては、谷崎潤一郎原作の『白日夢』、泉鏡花原作の『高野聖』、永井荷風原作の『華魁』などが挙げられます。

これらの作品は、文学作品を原作としながらも、実際の性行為を含む露骨な描写を取り入れ、大きな話題を呼びました。
武智監督の作品群は、興行的にも一定の成功を収め、成人映画市場におけるエロス表現への需要の高さを改めて示すと同時に、その後の日本映画における性描写のあり方にも影響を及ぼしたと言えるでしょう。
しかしその過激さゆえに、出演女優の確保には困難が伴い、撮影中にキャストが変更されることもあったと伝えられています。

日活ロマンポルノの終焉

1971年から17年間にわたり、日本映画の一時代を築いた日活ロマンポルノは、1988年にその歴史に幕を閉じました。
この終焉は、多くの映画ファンに衝撃を与えました。

その背景には、複数の要因が挙げられます。
まず、レンタルビデオの普及によるアダルトビデオ(AV)の台頭が、劇場で上映される成人映画であるロマンポルノにとって強力な競合相手となりました。
また映画館から観客が離れていったこと、映像表現に対する社会的な規制が徐々に強化されたこと、製作費の高騰、そして日活自身の経営方針の転換なども、ロマンポルノ終焉の要因として指摘されています。
さらに1980年代後半からのバブル経済の崩壊が、映画業界全体、特に成人映画市場の縮小に拍車をかけました。

こうした複合的な要因の中で、日活はロマンポルノ路線の終了を決断し、新たな事業展開を模索することになりました。
しかし、日活ロマンポルノが培った独自の映像美学や、多くの映画監督・俳優を輩出した功績は、日本映画史において重要な位置を占めており、近年では再評価の動きも活発になっています。

その証拠に、2010年には「ロマンポルノ リターンズ」、2016年には「ロマンポルノ リブート」、2022年には「ロマンポルノ ナウ」といった具合に2010年以降に立て続けに企画され、
ロマンポルノの名を関する映画作品が次々と発表されるというリバイバルブームが起きつつあります。


  • 1982年

    ザ・カンニング アルバイト情報

    メモ

    これぞ王道フレンチお色気コメディ。
    笑いの中に散りばめられた、若き美女のサービスヌードがたまらない見応えとなっています。

    悪魔のホロコースト

    メモ

    暗い女囚映画、だが美女たちのヌードは正義だということを教えてくれる作品です。
    強制的にすっぽんぽんにされる羞恥的シーンが見応え抜群。

    ポーキーズ

    メモ

    80年代お下劣コメディの金字塔。
    女子シャワー室でのヘアヌードは、伝説の名場面として今も語り草となります。


  • 1983年

    プライベイト・スクール

    メモ

    80年代お色気コメディの最高傑作。
    すっぽんぽんだらけのシャワーシーンから圧巻のラストシーンまで、新鮮なヌードがてんこもりの内容です。

    華魁

    メモ

    遊郭を舞台に描く、絵画のように耽美な映像美。
    主演女優・親王塚貴子の覚悟が宿る、壮絶な体当たりヌードは圧巻です。


1990年代

日本映画史にとって大きな転換点となった時代は、間違いなく90年代だと言えるでしょう。

空前のヘアヌードブーム

この時期、それまでタブー視されてきた女性芸能人のヘアヌードが、写真集という形で次々と発表され、社会現象とも言える一大ブームを巻き起こしました。
この流れの先駆けとなったのは、女優・樋口可南子が篠山紀信撮影の写真集『Water Fruit』で披露したヘアヌードとされています。

関連商品

篠山紀信×樋口可南子 water fruit - 1991年

1991年に発表され、トップ女優がヘアヌードを披露したその衝撃は、一大社会現象を巻き起こしました。
篠山の芸術的なレンズを通して捉えられた樋口の裸身は、猥雑さとは無縁。成熟した女性の生命力、気品、そして自然な美しさが完璧に融合しており、後のヘアヌードブームの火付け役となった金字塔です。

そして、このブームを決定的なものにしたのが、1991年(平成3年)に発売された宮沢りえの写真集『Santa Fe』(撮影:篠山紀信)です。
当時トップアイドルであった宮沢りえのヘアヌード(実際には陰毛の露出自体は控えめ、いわゆる解禁の象徴としての意味合いが強い)は、社会に大きな衝撃を与え、記録的なベストセラーとなりました。

関連商品

宮沢りえ写真集 Santa Fe

巨匠・篠山紀信が撮影した宮沢りえの「Santa Fe」は、日本出版史に残る一大事件でした。
当時18歳、国民的アイドルとして絶大な人気を誇った彼女が披露したヘアヌードは、日本中に衝撃を与え、社会現象となりました。
そのヌードは、単なる裸ではなく、少女から大人の女性へと脱皮する瞬間の、危うくも神々しいまでの美しさを捉えた芸術作品として、今なお語り継がれる歴史的な一冊です。

『Santa Fe』の成功以降、川島なお美、高岡早紀、ビビアン・スー、菅野美穂、葉月里緒奈といった多くの人気女優やタレントが、相次いでヘアヌード写真集を発表しました。
これらの写真集では、より大胆な露出が試みられ、ヘアヌードブームはさらに加速しました。
この90年代初頭の現象は、日本における「ヘアヌード元年」とも称され、性の表現に対する社会的な関心と受容のあり方に大きな変化をもたらしました。

関連商品

川島なお美 写真集 『 WOMAN 』

清純派お嬢様のイメージを自ら打ち破った、川島なお美の記念碑的一冊です。
巨匠・渡辺達生によって撮り下ろされたそのヘアヌードは、単なる大胆な露出ではありません。
大人の女性としての「覚悟」と「自信」を宣言する、知的で気品に満ちた官能美の表現として社会に受け入れられ、彼女の新たな魅力を決定づけたベストセラーとなりました。


高岡早紀写真集 one、two、three

「魔性の女」高岡早紀と、写真家・篠山紀信による伝説的なセッションです。
単なる美しいヌードではなく、日常と非日常、アートと猥雑の境界線を曖昧にする、生々しく危険な香りを放つ作品群。
被写体とカメラマンの緊張感ある関係性が、見る者を「共犯者」に変えてしまうような、唯一無二のヌード表現として金字塔的な評価を得ています。


ビビアン・スー写真集 VENUS

「天使」と呼ばれたビビアン・スーの伝説的なヘアヌード写真集です。

少女のように無垢な表情と、大胆に解放された完璧な裸身とのギャップは、日本中に大きな衝撃を与えました。
単なるセクシーさを超え、健康的で神々しささえ感じさせるその奇跡的な美しさは、90年代のヌード写真集ブームの中でも、ひときわ輝く存在として記憶されています。


菅野美穂写真集 NUDITY

正統派国民的女優として絶大な人気を誇った、菅野美穂の衝撃的なヘアヌード写真集です。

単なる肌の露出ではなく、「魂の解放」をテーマに掲げた極めて芸術性の高い作品。
彼女の女優としての覚悟と、凜とした美しさが凝縮されており、一大センセーションを巻き起こした90年代を代表する伝説の一冊です。


葉月里緒菜写真集 RIONA

「魔性の女」と呼ばれた葉月里緒菜を、巨匠・篠山紀信が芸術の高みへと昇華させた一冊です。
スキャンダラスな世間のイメージを圧倒する、純粋で神々しいまでの裸身の美しさがテーマ。
被写体の持つ危うい魅力と、篠山氏の卓越した美意識が融合し、90年代写真集ブームの到達点と呼ぶべき、気品と透明感を湛えた作品に仕上がっています。

映画界への波及、東京国際映画祭と『愛の新世界』

写真集から始まったヘアヌード解禁の波は、映画界にも影響を及ぼしました。
1991年(平成3年)の第4回東京国際映画祭では、ジャック・リヴェット監督のフランス映画『美しき諍い女』が無修正で上映され、エマニュエル・ベアールの美しいヘアヌードが芸術的な視点で評価されました。
これは、前述の『1984』の事例に続き、国際的な映画祭という場において、芸術性の高い作品におけるヌード表現が許容されることを改めて示したと言えます。

そして、邦画においても歴史的な転換点が訪れます。
1994年に公開された高橋伴明監督の映画『愛の新世界』は、鈴木砂羽が大胆なヘアヌードを披露し、邦画の劇場公開作品として初めて本格的にヘアヌードを解禁した作品として大きな話題となりました。
ただし、当時の映倫の基準では、完全な無修正での上映は依然として難しく、部分的な修正や配慮がなされた上での公開であったとされています。
それでも『愛の新世界』の登場は、長らく続いた邦画におけるヘアヌード表現のタブーを打ち破る画期的な出来事であり、その後の日本映画における性表現のあり方に大きな影響を与えました。

Vシネマの台頭

1990年代はオリジナルビデオ、通称「Vシネマ」が全盛期を迎えた時代でもあります。
劇場公開を前提としないVシネマは、映倫による厳格な審査の対象外となるケースが多く、またアダルトビデオではないためビデ倫(日本ビデオ倫理協会)の審査対象からも外れるという、いわば「審査の隙間」に位置するコンテンツでした。

このためVシネマ市場では、劇場公開映画では困難な過激な暴力描写や性描写、特にヘアヌードを含む作品が大量に製作・リリースされました。
インターネットが一般家庭に普及する以前の時代であり、情報伝達や告発の手段も限られていたため、規制当局の対応が後手に回りがちで、結果としてVシネマは一種の「無法地帯」とも言える状況を呈していました。
多くの作品でヘアヌードが無修正で収録され、レンタルビデオ店などを通じて広く流通しました。

しかし、この自由な表現環境は、必ずしも作品の質の向上に繋がったわけではありません。
一部のヒット作を除けば、低予算で粗製濫造される作品も多く、またクローズドな市場であったため、優れた作品であっても広く宣伝されにくいという側面もありました。

さらに、後にこれらのVシネマ作品がVHSからDVDへとメディア移行する際に、オリジナル版では無修正だったヘアヌードシーンが、DVD化にあたって修正される(ボカシ処理が施されるなど)というケースも散見されました。
時代状況の変化や、DVDというメディアの流通形態の違いなどが影響したと考えられます。

  • 1991年

    美しき諍い女

    メモ

    日本の映画史を変えた、初のヘア無修正解禁作。
    エマニュエル・ベアールの神々しい裸体は、まさに芸術だ。

    アマゾネス・プリズン

    メモ

    もはやすっぽんぽんが衣装、主演女優が誰より脱ぎ、戦い、逃げまくる!
    これぞイタリア産おバカエロスの真骨頂と言える快作となっております。

  • 1992年

    墨東綺譚

    メモ

    邦画のヘア禁制に風穴を開けた歴史的一作。
    主演・墨田ユキの覚悟と貫禄に満ちた裸身は必見です。

    香港異人娼婦館

    メモ

    モザイクという概念が存在しないB級香港アクション。
    ハイキックで全てが見える、痛快な無修正ヘアヌードは必見!


  • 1994年

    愛の新世界で邦画史において初のヘアヌード

    愛の新世界

    メモ

    鈴木砂羽、片岡礼子がヘアヌードを披露、邦画史上初のヘア解禁作品。

    これぞヘアヌードの金字塔、邦画史上初のヘア解禁作品
    あまりに有名な海岸での戯れは、映画史に残る伝説のシーンとなっています。

    プレタポルテ

    メモ

    映画のラストを飾る、伝説のすっぽんぽんファッションショー。
    美女モデル達による、豪華絢爛なヘアヌードは必見!


  • 1998年

    新任女刑務官 檻の中の花芯

    メモ

    後にAV女優となる藤崎彩花・桃井マキの、貴重なヘアヌードは必見。
    90年代作品ならではの一瞬のチラ見せにこそ価値があります。

    セクシートライアスロン コスプレ肉弾中継

    メモ

    TMC制作のドキュメンタリ風のVシネマ作品。
    宴会の野球拳と朝風呂シーンは伝説のクライマックスです。


2000年代

1990年代のヘアヌードブームと『愛の新世界』による邦画でのヘアヌード解禁を経て、2000年代に入ると、日本の映画界におけるヌード表現、特にヘアヌードに対する抵抗感は徐々に薄れ、より寛容な雰囲気が醸成されていきました。

この時代には、商業映画においてもヘアヌードが特別なものではなく、物語の展開やキャラクター描写の一環として自然に取り入れられる作品が増加しました。
これは、観客の意識の変化や、制作者側の表現の自由度拡大を反映したものと言えるでしょう。

海外B級セクシー映画の流入とニッチ市場の形成

映画配給会社の中には、海外の比較的低予算で製作されたセクシー映画やエロティック・スリラーなどを積極的に買い付け、日本国内で配給する動きも見られました。

例えば、アルバトロス・フィルムなどは、この時期に数多くの海外B級作品を日本市場に紹介し、その中にはヘアヌードを大胆に含んだ作品も少なくありませんでした。
これらの作品は、主にDVD市場や一部の単館系劇場で公開され、特定の映画ファンの間でカルト的な人気を博しました。

新たな企画の登場

2000年代には、エロスをテーマにした新たな映画製作の試みも現れました。
2004年には、ユーロスペースの配給により「エロス番長」シリーズと題された企画がスタートしました。
これは、複数の監督が「エロス」という共通テーマのもとに短編または中編映画を競作するというもので、若手監督の登竜門的な役割も果たしました。

映画番長の一企画「エロス番長」

同様に、ラブコレクション製作委員会による「LOVE COLLECTION」といった企画も登場し、著名な監督や個性的な監督たちが、それぞれの解釈でエロスをテーマにした作品を発表しました。
これらの企画は、アダルトビデオとは異なったエロティックな表現を追求し、映画における性の多様な描き方を模索する動きとして注目されました。

6人の精鋭が愛とエロスを描く「LOVE COLLECTION」

この時代の作品例としては、具体的な作品名を挙げることは難しいものの、インディペンデント映画を中心に、より自由な発想でヌードや性愛を描写する作品が散見されるようになりました。


  • 2001年

    オンディーヌ 官能の目覚め

    メモ

    これぞフランス映画の神髄、アルバトロスフィルムの至宝。
    脚本すら凌駕する、女優たちの完璧なまでヌードは芸術です。

    首相官邸の女

    メモ

    若松孝二監督のVシネマ作品。
    中原翔子がヘアヌードを披露、巨匠の手腕が光る演出が見ものです。


  • 2002年

    飼育の部屋

    飼育の部屋

    メモ

    すっぽんぽんで作品を背負うヒロイン・桜井真由美。
    この映画にだけ咲いた、儚くも美しい彼女の伝説は必見です。


  • 2003年

    ヴァージンオークション 背徳の物語 [クララ・フルーセク/ジェームス・バブソン] [レンタル落ち]

    ヴァージン オークション 背徳の物語

    メモ

    アルバトロス・フィルム配給のカナダの作品。
    アルバトロス史上においても、もっともすっぽんぽん・ヘアヌードが多い作品なのでは…?呼び声の高い人気作品。


  • 2004年

    エロス番長シリーズ

    メモ

    同じ条件、同じ予算で4人の監督がエロスを競う。
    それぞれの美学で描かれる、白磁のような美乳の饗宴。

    野獣(クーガ)の城 女囚1316

    メモ

    邦画の常識を覆した、10人以上の集団ヘアヌード。
    伝説の放水シーンは、未来永劫語り継がれるべき名場面です。

    でらしね

    メモ

    主演・黒沢あすかが遂に魅せる、ファン待望のヘアヌード。
    プロ根性が光る二人の女優が、芸術の名の下に肌を晒します。


  • 2005年

    せつな

    メモ

    謎の新人女優・綾瀬つむぎ、その伝説はこの一本から。
    ありそうでなかった「すっぽんぽん海岸ダッシュ」は必見の価値ありです!

    卑猥 hiwai

    メモ

    平沢里菜子と藍山みなみ、人気女優二人が豪華競演。
    性愛シーンとは切り離された、純粋なヘアヌードがひじょうに美しく表現されています。


  • 2006年

    サンクチュアリ

    メモ

    女優・山下葉子の、これが見納めかもしれない伝説のすっぽんぽんが見物。
    30代ならではの、妖艶で味わい深いヘアヌードは必見です。

  • 2008年

    蛇にピアス

    メモ

    国民的女優・吉高由里子の、後にも先にもない唯一のヌードを披露しています。
    トップスターの原点となった、すべての人が観るべき衝撃作と呼べます。

    世界で一番美しい夜

    メモ

    元宝塚トップスター、月船さららが全てを脱いだ衝撃作。
    その気品と覚悟に満ちた、見事なヘアヌードは必見となっています。

    泪壺

    メモ

    女優・小島可奈子の、妖艶な魅力が咲き乱れる至高のすっぽんぽん。
    豊満な胸と荘厳なヘア、その全てを出し惜しまない女優魂を見逃してはいけません。

  • 2009年

    美代子阿佐ヶ谷気分

    メモ

    これぞ舞台女優の底力。
    本格派女優・町田マリーの、あまりにも見事なすっぽんぽんは衝撃です。

2010年代

2000年代を経て、邦画におけるヘアヌード表現はさらに一般化し、かつてのようなタブー視や過剰なセンセーショナリズムは薄れ、より自然な形で物語に組み込まれるようになりました。

大手製作会社によるヘアヌード描写の容認

この年代になると、角川映画(現・KADOKAWA)のような大手映画製作・配給会社も、作品のテーマや芸術的要請に応じて、ヘアヌードを含む描写を臆することなく取り入れるようになります。

例としては、壇蜜主演の『甘い鞭』(監督:石井隆)や、木嶋のりこ主演の『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(監督:吉田浩太)、橋本甜歌主演の『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが』(監督:青山裕企、伊基公袁)などが挙げられます。
これらの作品は、R15+指定やR18+指定を受けながらも、全国的に劇場公開されました。

人気女優によるヌードへの挑戦

2010年代には、それまでヌードとは縁遠いと見られていた人気女優たちが、相次いで映画作品で大胆なヌード(ヘアヌードを含む)を披露し、大きな話題となりました。

  • 水野美紀:園子温監督の『恋の罪』で強烈な性愛描写とヘアヌードを演じきり、新境地を開拓しました。
  • 市川由衣:『海を感じる時』で、初のヌードを披露し、難しい役どころを熱演しました。
  • 二階堂ふみ:『リバーズ・エッジ』や、『ばるぼら』などで、若手ながら堂々としたヌードを披露し、その演技力と共に注目を集めました。
  • 沢尻エリカ:蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』で、美容整形の果てに崩壊していくトップモデルを演じ、過激なヌードシーンも辞さない熱演を見せました。

これらの女優たちの挑戦は、日本映画におけるヌード表現が、単なる話題作りや扇情的な要素としてだけでなく、キャラクターの深層心理や物語のテーマ性を掘り下げるための重要な演技表現として認識されるようになったことを示しています。

ピンク映画の再評価と新たな潮流

長らく日本映画のアンダーグラウンドな存在であったピンク映画も、2010年代に入ると再評価の動きが見られるようになります。
2015年からは、R15+指定作品としてピンク映画を上映する「OP PICTURES+フェス」が開催され、より広い観客層にピンク映画の多様な魅力を紹介する機会となりました。

OP PICTURES+フェス 2024 チラシ

さらに、2016年には、日活がかつてのロマンポルノ路線を現代に蘇らせる「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」を始動させました。
園子温監督、白石和彌監督、塩田明彦監督、中田秀夫監督、行定勲監督といった現代日本映画を代表する監督たちが、それぞれの解釈で新たなロマンポルノ作品を製作し、話題を呼びました。
これらの作品では、ヘアヌードを含む性描写が、監督の作家性と結びつき、多様な形で表現されました。

これらの動きは、2010年代の日本映画界において、性表現に対する制約が緩和され、より多様なアプローチが試みられるようになったことを示しています。


  • 2010年

    愛するとき、愛されるとき

    メモ

    「裸なくして愛は語れぬ」という信念を描いた作品です。
    主演・江澤翠が魂で魅せる、圧巻のヘアヌードは必見です。

    未亡人銭湯 おっぱいの時間ですよ!

    未亡人銭湯 おっぱいの時間ですよ!

    メモ

    巨匠・池島ゆたかが描く「もしも」の世界。
    70年代ピンク映画の画質で、当時は禁忌だったヘアヌードの嵐を実現させます。

    名前のない女たち

    メモ

    安井紀絵と佐久間麻由、女優二人が魅せる見事なすっぽんぽん姿。
    必然性のないシーンだからこそ価値がある、贅沢なヘアヌードを目の当たりにします。


  • 2011年

    恋の罪

    メモ

    女優・水野美紀の、後にも先にもない伝説のヘアヌード。
    瞬きすら許されぬ、映画史に残る衝撃の数秒間を見逃さないでください。

  • 2012年

    ヘルタースケルター

    メモ

    お騒がせ女優・沢尻エリカ、唯一無二のすっぽんぽん。
    全盛期に刻んだ、歴代トップクラスと謳われる伝説のすっぽんぽんがこの作品にはあります。

  • 2013年

    フィギュアなあなた

    メモ

    「やりすぎ」と評される、邦画の限界に挑んだ一本。
    主演・佐々木心音が見せる、史上最長のヘアヌードは圧巻です。

    甘い鞭

    メモ

    壇蜜と間宮夕貴、主演二人がすっぽんぽんで競演する衝撃作。
    邦画史に残る、記録的に過激なW開脚シーンは必見です。

  • 2014年

    海を感じる時

    メモ

    トップ女優・市川由衣が見せた、本物の体当たり演技。
    期待を裏切らない、複数のシーンに渡る気高いすっぽんぽんは必見だ。

    ちょっとかわいいアイアンメイデン

    メモ

    邦画の限界を突破した、木嶋のりこの伝説の羞恥プレイ。
    抵抗できぬまますっぽんぽんにされる、あまりにも過激なヘアヌードはここでしか見ることが出来ません。

    最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが

    メモ

    女優たちの熱演は邦画史に残るレベル、しかし本編はボカシ祭りという惨状…。
    神髄は、奇跡のメイキング映像の中にこそあることを証明します。

  • 2015年

    レイジー・ヘイジー・クレイジー

    メモ

    発掘された三人の原石、その輝きはこの香港映画でしか見ることはできません。
    特に主演クォック・イッサムの完璧なヘアヌードは、まさにお宝映像と呼ぶにふさわしいです。

  • 2016年

    ロマンポルノ・リブート・プロジェクト

    メモ

    巨匠たちが「エロス」で競演した、伝説の企画。
    園子温が放った、唯一無二のヘアヌードは必見の内容です。

    好きでもないくせに

    メモ

    これぞ邦画ヘアヌードの頂点と呼ぶに相応しい作品。
    主演・璃子が見せる美しく、あまりに正直なすっぽんぽんに、どうぞ平伏してください。

    屋根裏の散歩者

    メモ

    木嶋のりこと間宮夕貴、二大ヌード女優が夢の競演。
    木嶋のお家芸となった、「縛られヘアヌード」も必見となっています。

  • 2017年

    THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング・ビューティ

    メモ

    今をときめく実力派女優・桜井ユキ、衝撃の体当たり演技。
    下半身を丸出しにして踊り狂う、その大胆なすっぽんぽん姿は必見の内容です。

    アンチポルノ

    メモ

    アイドル、ベテラン大女優、AV女優による豪華ヘアヌード競演。
    園子温監督が描く、前代未聞の「アンチポルノ」の世界を堪能してください。

  • 2018年

    リバーズ・エッジ

    メモ

    第一線で活躍する女優・二階堂ふみの、覚悟を決め初めてバストを披露。
    ワンシーンながら長尺で魅せる、その貴重なすっぽんぽんは必見です。

    純平、考え直せ

    メモ

    女優・柳ゆり菜の、記念すべきヌード処女作。
    暗闇に浮かび上がる、その艶めかしい初裸身は必見です。

    スティルライフオブメモリーズ

    メモ

    実力派女優、松田リマと永夏子がすっぽんぽん・ヘアヌードで競演する隠れた名作。
    アイドル顔の松田と、モデル役の永、二人の対比が儚くも美しく、見応え抜群となっております。

  • 2019年

    間違いなくヘアヌード邦画の豊作年、当サイトでも特に人気が高い映画作品が一挙に
    いよいよフォーマット

    グラグラ

    メモ

    ただのお色気映画と油断をしていると…最後に度肝を抜かれること間違いなし。
    主演・永岡玲子が見せる、衝撃の「すっぽんぽん海岸ダッシュ」は必見となっております。

    タロウのバカ

    メモ

    若手女優・植田紗々の、たったワンシーンに賭けた女優魂。
    その大胆で、あまりに自然なヘアヌードは強烈な衝撃を残すこと間違いなしです。

    空の瞳とカタツムリ

    メモ

    縄田かのんと中神円、当時無名だった女優二人がすっぽんぽんでの競演を果たします。
    ただ美しい、ひたすら美しい、それだけで心を掴む至高のヘアヌードとなっております。

    火口のふたり

    メモ

    トップ女優・瀧内公美の、演技とリアルの境地を超えたすっぽんぽん。
    映画賞を総なめにした、伝説の「憑依型」ヘアヌードがこの映画にはあります。

2020年代

2020年代に入ると、映画の製作・配給・視聴のあり方は、ストリーミングサービスを中心とする配信プラットフォームの急速な普及により、大きな変革期を迎えています。
この変化は、ヌード表現を含む映像作品のあり方にも影響を与え始めています。

ストリーミングサービス限定作品の増加と表現の自由度

NetflixやAmazon Prime Videoといったグローバルなストリーミングサービスは、独自のオリジナル映画やドラマを積極的に製作・配信しています。
これらのプラットフォームは、従来の劇場公開映画やテレビドラマが受ける映倫や放送倫理の審査基準とは異なる、独自のレイティングシステムや配信基準を持つため、より大胆で過激な性描写や暴力描写を含む作品が製作・配信されやすくなっています。

例えば、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(2019年、2021年)は、1980年代のAV業界を舞台に、村西とおる監督の半生を描いた作品で、その過激な性描写やヘアヌード描写が大きな話題を呼びました。
このような作品は、従来の日本のメディアでは製作・放送が困難であった可能性が高く、配信プラットフォームが新たな表現の場を提供していることを示しています。

この傾向は、かつてVシネマが担っていた、劇場公開映画では難しいニッチなテーマや過激な表現を追求する役割を、ストリーミングサービスが一部引き継ぎつつあるとも言えるでしょう。

現代におけるヌード表現の多様性と課題

現代の映画におけるヌード表現は、単なる性的興奮を目的としたものから、ジェンダー、セクシュアリティ、身体性、あるいは社会的な抑圧といった、より複雑なテーマを探求するための手段として用いられるケースも増えています。

しかしその一方で、#MeToo運動以降、性的な描写における倫理観や、俳優の権利保護、インティマシー・コーディネーターの導入といった課題も重要視されるようになっています。
表現の自由と、出演者や関係者の尊厳をいかに両立させるかという点は、今後の映画製作における重要な論点であり続けるでしょう。

2020年代以降の映画史におけるヘアヌード表現は、配信プラットフォームという新たなメディアの特性を活かしつつ、より多様な文脈で語られるようになっていくと考えられます。


  • 2020年

    東京の恋人

    メモ

    「どうせAV女優」そんな偏見を吹き飛ばす川上奈々美。
    その規格外のポテンシャルと、あまりに美しいすっぽんぽんは必見です。

    ばるぼら

    メモ

    もはや誰も彼女を止められません。
    トップ女優・二階堂ふみが挑んだ、過去最高に過激で美しいすっぽんぽん。


  • 2021年

    彼女

    メモ

    Netflix配信作品。
    水原希子、さとうほなみがヌードを披露、さとうほなみはヘアヌードにまで挑戦しています。
    配信限定作品の無限の可能性を証明した作品。

    観察者

    メモ

    主演シドニー・スウィーニーが見せる、美しいトップレス。
    今後の活躍が期待される、若き才能が披露する瑞々しいすっぽんぽんが全世界へ…。

© 2025 すっぽんぽんムービーちゃんねる