基本情報
| 作品名 | マーダーフィルム ストーカーに狙われたメイド |
| 公開日 | 2013年9月13日 |
| 監督 | 岡崎喜之 |
| 出演 | 羽月希、佐久間渉平、中島京子、谷村みなみ |
ヌードギャラリー
羽月希
中島京子
谷村みなみ
ヌード解説
Vシネマと聞くと、多くの映画ファンは特定のイメージを思い浮かべるかもしれません。
限られた予算、少し強引なストーリー展開、そして独特の熱量…。
しかしその中には時として、大手商業映画では決して味わえない強烈な魅力と輝きを放つ作品が埋もれています。
今回ご紹介する『マーダーフィルム ストーカーに狙われたメイド』は、まさにそんな一本です。
低予算という制約を逆手に取り、エロティックな緊張感とサスペンスを極限まで高めた、知る人ぞ知る傑作です。
妖しくも切ない メイドたちを襲うストーカーの影
物語の舞台は、とある屋敷で働く3人のメイドたちです。
それぞれが秘密や過去を抱えながらも、平穏な日常を送っていました。
しかし、その日常は一本の不気味なフィルムによって崩壊を始めます。
何者かによって隠し撮りされた自分たちの映像、それはストーカーの執拗な視線が、常に彼女たちに向けられていることを意味していました。
誰が何のために？ 疑心暗鬼に陥るメイドたちの人間関係は歪み始め、屋敷の中は徐々に恐怖と狂気に満ちていきます。
本作は単なるエロティック作品に留まらず、人間の嫉妬や欲望、孤独といった感情が渦巻くサスペンスドラマとしても見ごたえのある仕上がりになっています。
女優陣が魅せる、覚悟のすっぽんぽんと熱演
本作の最大の魅力は、なんといっても羽月希、中島京子、谷村みなみという3名の女優が見せる、惜しげもなく披露されるすっぽんぽんと、それを厭わない覚悟の演技にあります。
業界のトップランナーとしてその名を知られる羽月希は、本作でもその圧倒的な存在感と美しさを見せつけます。
彼女の持つオーラは、緊迫したサスペンスの中でも一際輝きを放ち、観る者を惹きつけてやみません。
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セクシャルヌード・ポーズBOOK act 羽月希 – 2017/2/27
豊満で柔らかい胸、くびれたウエスト、黒々と生い茂るヘア。
小柄で清楚な女性が隠しもつ魅惑のボディ。
本書は女性の自然体の「Natural」、プライベートな空間を覗き見る「Peeping」、
セクシー衣装で挑発ポーズをきめる「Temptation」、エッチを連想させる「Ecstasy」の
4つの章と基本的な資料から構成されています。
また、青春Hシリーズ『恋する神さま～古事記入門～』への出演経験もある谷村みなみも、本作で重要な役どころを演じきっています。
彼女の持つ独特の雰囲気と体当たりの演技が、物語に深みと切なさを与えています。
彼女たちの背景を知るファンであればもちろん、そうでなくとも、スクリーンに映し出されるその姿は、一人の女優としてのプロフェッショナルな輝きに満ちています。
小手先ではない本気の表現だからこそ、本作のヌードシーンは単なるサービスカットに終わらない、登場人物たちの感情の昂ぶりや、追い詰められた状況を表現する重要な要素として機能しているのです。
職人監督・岡崎喜之が描く Vシネマの真骨頂
メガホンを取ったのは、『悪魔のえじき サードバイブレーション』『マーダーフィルム コンクリート殺人』などVシネマ界の職人として知られる岡崎喜之監督です。
数多くの作品を手掛けてきた彼の手腕は、本作でも遺憾なく発揮されています。
限られた予算と時間の中で、いかにして観客の心を掴むか。その答えが、本作には詰まっています。
岡崎監督は、ストーカーの視点から描かれる主観的なカメラワークや、屋敷という限定された空間を効果的に使った演出で、じっとりとした恐怖と閉塞感を巧みに生み出しています。
派手な特殊効果や大掛かりなセットがなくとも、アイデアと演出次第でこれほどまでの緊張感を生み出せるという、Vシネマの真骨頂を見せてくれるでしょう。
鑑賞前に必ず知っておきたいDVDの「罠」
本作を最大限に楽しむ上で、絶対に知っておいてほしいのが、DVDの少し風変わりな収録構成です。
実はDVDメニューで最初に選択できる本編は「R-15指定版」。
しかし真の魅力が解放されるのは、特典映像として収録されている「R-18完全版」なのです。
こちらのR-18版は、R-15版よりも収録時間が長く、より過激で濃密なヌードシーンがふんだんに盛り込まれています。
物語の核心に迫る描写も追加されており、女優たちのヘアヌードも多くのシーンで確認できるのは、このR-18版です。
何も知らずに再生すると、R-15版を観て「こんなものか」と終えてしまう可能性が非常に高いので、本作を手に取った際は、必ず特典映像の「R-18完全版」からご鑑賞ください。
これこそが、制作者が本当に見せたかった『マーダーフィルム』の完全な姿なのです。
低予算ながらも、監督の確かな演出力と、女優陣の体を張った熱演が奇跡的な化学反応を起こした本作です。
B級映画と侮ることなかれ、そこにはメジャー作品では決して味わえない、生々しくも美しいエロティシズムとサスペンスが待っています。
※本項に載せているのも、すべて特典映像のものとなっております。