基本情報
| 作品名 | くノ一忍法帖 柳生外伝 |
| 公開日 | 1998年7月11日 |
| 監督 | 小沢仁志 |
| 出演 | 小沢仁志、森山祐子、田口トモロヲ、高山善廣、白島靖代、片桐竜次、速水典子、武田和季、佐伯ももか、NON、鵜川薫、大葉ふゆ、菅原晶子、水上竜士、麿赤児 |
ヌードギャラリー
ヌード解説
「Vシネマの帝王」「顔面凶器」の異名を持つ俳優・小沢仁志。
彼が監督を務めたと聞けば、多くのファンは濃厚なバイオレンスと、ヤクザものが得意とするエロスを期待するでしょう。
しかし、人気シリーズの一作である『くノ一忍法帖 柳生外伝』は、そんな期待を良くも悪くも裏切る異色作です。
俳優としてだけでなく、企画、脚本、プロデュースと、製作者としても才能を発揮するのが小沢仁志です。
本作はそんな彼の監督キャリア初期の作品であり、その迷走と挑戦の跡が色濃く刻まれています。
まず結論から言うと、本作のヌードシーンはシリーズのファンにとって物足りないものでした。
監督が小沢仁志に代わった影響か、作品のテイストは大幅に変わり、もはや時代劇とは呼べないほどの変貌を遂げました。
それ以上に残念なのが、シリーズの魅力の一つであったはずのヌードが大幅に削減されてしまったことです。
その限られたシーンの中で、NONと大葉ふゆがヌードを披露しています。
二人はいわゆるAV女優ではなく、1990年代から2000年代初頭にかけてセクシー系のVシネマで活躍した女優たちです。
NONは主演作も持つキャリアの持ち主であり、その存在感は確かです。
しかし、彼女たちの熱演も、物語全体の方向性の定まらなさの中に埋もれてしまっている感は否めません。
監督業に乗り出したばかりの頃の作品だけに、その内容は正直なところ「迷走」していると言わざるを得ません。
しかし、このある種の「失敗」があったからこそ、数多くの作品を手掛ける現在の製作者・小沢仁志があるのかもしれません。
そして、この作品の挑戦から学ぶべきこともあります。
たとえ結果的に成功しなくとも、ヌードという表現に挑む姿勢は評価されるべきです。
邦画業界の成長において、エロスが重要なコンテンツであることは間違いありません。
本作は成功作とは言えないかもしれませんが、一人の映画人が悩み、暴走し、それでも何かを掴もうとした貴重な記録として一見の価値はあるでしょう。















