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ヌードギャラリー
山田真歩
ヌード解説
ドラマや映画に欠かせない「名バイプレイヤー」として、現在も40代で大ブレイク中の女優・山田真歩。
遅咲きとも言われる彼女ですが、そのキャリアの中でひときわ異彩を放ち、女優としての魂を焼き付けた作品があります。
それが、文豪エミール・ゾラの『テレーズ・ラカン』を現代日本に置き換えた映画『アレノ』です。
今回は、彼女が本作で見せた衝撃のフルヌードと、その圧倒的な表現力について深掘りします。
撮影当時、彼女は33〜34歳でした。
決して新人ではありませんが、本作が彼女にとって初の本格的な濡れ場でした。
しかし、スクリーンに映し出されたのは、初挑戦の硬さなど微塵も感じさせない「貫禄」のある姿でした。
作中、彼女は幾度となく激しい濡れ場を演じ、一糸まとわぬフルヌードすっぽんぽんを披露しています。
その体は見事の一言。モデルのような人工的な美しさではなく、血が通い、生活の重みを感じさせる「生きた肉体美」がそこにあります。
初めてのヌードとは思えないその堂々たる脱ぎっぷりは、彼女の役者としての覚悟の強さを物語っています。
正直に言えば、山田真歩はいわゆる「王道のアイドル的美人女優」の枠には収まらないタイプかもしれません。
しかし、だからこそ彼女には、他の誰にも真似できない独特な引力があります。
本作で彼女が見せたのは、生活感をにじませたリアリティのある陰と、そこから溢れ出る湿度のある色気です。
ただ綺麗なだけの女優には出せない、倦怠感と情熱が入り混じった表情。
「この人にしか表現できない世界観がある」そう確信させる演技力に加え、「脱げる」という絶対的なアドバンテージまで持っています。
主演級の美女が持て囃されるのは世の常ですが、彼女のように痒い所に手が届き、かつ作品の核となれる女優が確固たる地位を築いていることは、日本映画界にとって非常に喜ばしいことです。
本作でメガホンを取ったのは、長年プロデューサーとして活躍してきた越川道夫です。
驚くべきことに、本作が彼の監督デビュー作でした、山田真歩の鬼気迫る演技に助けられた部分は大きいでしょう。
しかし互いに魂を削り合うような撮影を経て、見事な傑作を完成させ監督としての人生を華々しく幕開けました。
その後、彼は満島ひかり主演の『海辺の生と死』など、文学的かつ官能的な話題作を世に送り出し、順調にキャリアを重ねています。
遅咲きの監督と、遅咲きの名女優…二人の才能が共鳴した『アレノ』は、単なるヌード映画の枠を超え、人間の業を描いた文芸作品として、今後も語り継がれていくことでしょう。
現在テレビドラマで見る彼女のコミカルな役や知的な役も魅力的です。
しかし、そのキャリアの地層には、本作で見せた「剥き出しの女の性」が確かに埋まっています。
山田真歩という女優の奥深さを知るためにも、そして越川道夫監督が描く愛の虚無に触れるためにも、本作のヌードシーンは必見です。
























