基本情報

ヌードギャラリー
小橋めぐみ
ヌード解説
『失楽園』や『泪壺』でおなじみのベストセラー作家・渡辺淳一。
彼の短編小説を実写映画化した本作『マリッジリング』はひとりの清純派女優が殻を破り、大人の女性としての「艶」をスクリーンに刻みつけた記念碑的な作品として知られています。
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泪壺 - 2016/07/29
「わたしを壺にして、側においといて」。
癌に冒されて逝った最愛の妻を骨灰磁器(ボーンチャイナ)として遺した男。
一周忌を過ぎ、男の前に現れた女性は、その壺に戸惑いを隠せない。
表題作のほか、会社の上司との愛と別れを描く『マリッジリング』、手の移植手術から過去の女を振りかえる『握る手』など愛と性を抉(えぐ)る珠玉の短篇集。
1994年のデビュー以来、コンスタントにドラマ・映画に出演し続けている小橋めぐみ。
彼女の魅力は、何と言ってもその卓越したビジュアルと、透き通るような清潔感です。
近年では読書家としての一面も広く知られ、書評や執筆活動もこなすなど「知性派マルチタレント」として第一線を走り続けています。
そんな彼女が2002年の写真集でセミヌードを披露した際も衝撃でしたが、本作での決断はそれ以上でした。
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小橋めぐみ写真集 孵化 - 2002/10/20
女優・小橋めぐみの「静」と「動」が、息を呑むほど美しく切り取られた一冊。
タイトルの通り、殻を脱ぎ捨て、新たな生命力が溢れ出す瞬間の煌めきが全編に満ちています。
繊細な光の中で見せる憂いと、時折覗く大胆な解放感。
彼女の内に秘めた表現者の深淵に触れ、心の内側まで浄化されるような芸術的な傑作です。
「あの小橋めぐみが、遂にすべてを脱いだ」 その美貌に魅了されていたコアなファンたちが、当時どれほど沸き立ったかは想像に難くありません。
有名女優のヌードといえば、ほんの一瞬だけバストトップを見せて話題作りをする…といった商業的な手法が取られがちです。
しかし本作は違います。
本作ではロマンポルノも顔負けの頻度で濡れ場が描かれますが、それは決して過激すぎたり、クドかったりするものではありません。
彼女の持つ清楚でどこか影のある雰囲気に合わせ「しっかりと色気を噛みしめるように堪能できる」落ち着いた趣のある演出がなされています。
あられもない姿でのベッドシーン、しっとりとした入浴シーン、盛りだくさんのシチュエーションで、彼女のバストトップや美しい肢体をこれでもかと堪能できます。
先述したロマンポルノほどの過激な描写こそ少ないですが、それは彼女の気品を尊重した結果でしょう。
むしろ、その「抑制されたエロス」こそが、小橋めぐみという素材の味を極限まで引き出していると言えるでしょう。
しかし、彼女にとってこのヌードは決して安易な選択ではありませんでした。
2023年12月に小橋自身が執筆したコラム内で、本作の撮影当時を振り返っています。
そこで語られたのは、初めて使用した「前貼り」への衝撃や、ヌードになることへの抵抗感、そして本音でした。
決して自ら進んですっぽんぽんヌードを選んだわけではない、一人の女性としての葛藤がそこにはありました。
しかし彼女は「ヌードも演技の延長線」という高いプライドと芯の強さで、その迷いをねじ伏せました。
一度脱ぐと「脱ぎ役」のイメージがつきまとうリスクがある中で、彼女がスクリーンに残したあの表情はプロフェッショナルとしての覚悟の結晶なのです。
監督を務めたのは『新任女刑務官 檻の中の花芯』などで知られる七里圭です。
彼は商業映画に携わる一方で、建築と映画を融合させた実験的な作品や、ディープな異色作を手掛けることでも知られる「作家性」の強い監督です。
キャリアの割に作品本数が多くないのは、一作一作に魂と情熱を注ぎ込んでいる証拠でしょう。
本作においても、ただのエロ映画には終わらせない、繊細で丁寧な仕事ぶりが光ります。
小橋めぐみの上品さを損なわず、それでいて男の欲望もしっかり満たす映像美は、監督の引き出しの多さがあってこそ成立したものでしょう。
映画を見終わった後、多くの方々が最初に口をつくであろう感想は「ただただ、綺麗だった…。」という言葉でしょう。
魅力的な脚本、繊細な演出ももちろんですが、やはり主演・小橋めぐみの美しさが全てを凌駕しています。
リアリティで生活感のある女性のヌードももちろん良いですが、本作にあるのは「大多数の男性が恋焦がれる、手の届かない美女」のヌードです。
彼女が最初で最後に残した、この「美しすぎるすっぽんぽん」は、時を経ても色褪せることなく私たちに「美とは何か?」を問いかけ続けています。
























