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ヌード解説
映画『野獣(クーガ)の城 ~女子刑務所~』は、お世辞にも著名な作品とは言えないかもしれません。
しかし「映像におけるヌード表現」という一点においては、邦画史に燦然と輝く一石を投じた、決して無視できない傑作です。
本作の映画としての総合評価はさておき、ある特定のシーンは未来永劫語り継がれるべき驚異的な完成度を誇ります。
その伝説的なシーンと、それを成立させた女優たちの覚悟、特に大女優・丸純子の偉業に焦点を当てて解説します。
「放水シーン」の衝撃
本作の価値を決定づけているのが、複数の女性キャストが入り乱れる壮絶な「放水シーン」です。
洋画であれば集団でのヌードシーンも珍しくありませんが、10名以上の日本人女性が一斉に、しかも完璧なヘアヌードを披露するという描写は、一般公開された邦画作品の中では極めて異例であり、おそらく本作をおいて他に類を見ないでしょう。
静止画で確認すれば、その凄まじさは一目瞭然です。主要キャスト5名全員が、一切のごまかしなくその美しい身体とヘアを晒しています。
女湯や更衣室といったありきたりな設定ではなく、「放水」というカオスな状況下で展開されるこの集団ヌードは、一種のスペクタクルとして成立しています。
女優・丸純子の輝き
この伝説的なシーンを語る上で、女優・丸純子の存在は絶対に外すことはできません。
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「旅立ち」というタイトルが示す通り、これまでのキャリアを糧に、新たなステージへと向かう彼女の決意が感じられる作品。
一人の女性として、そして女優としての覚悟が、一枚一枚の写真から静かに、しかし力強く伝わってきます。
見る者に勇気を与えてくれる一冊です。
主要キャスト5人のうち、丸純子以外の4名はAV女優です。
彼女たちがプロとしてヌードを披露するのは、ある意味で当然の職務と言えるかもしれません。
しかし、丸純子は違います。女優としてのキャリアを重ねてきた彼女が、名もなきAV女優たちと全く同等の扱いで、完璧なヘアヌードを披露したという事実は、驚嘆に値します。
そこには、作品のためなら身体を張るという、彼女の凛とした覚悟と、計り知れないプロフェッショナリズムが表れています。
混沌としたシーンの中にあって、彼女の存在感は際立って輝いており、このシーンの芸術的価値を数段階引き上げていると言っても過言ではありません。
彼女が見せた女優魂に、最大限の敬意を表します。
主演女優の覚悟…?
一方で痛烈に批判せざるを得ないのが、主演を務めたタレント気取りのペニオク女優ほしのあきの存在です。
言うまでもなく、彼女は脱ぎやがりません。
他のキャストが文字通り体を張って作品に魂を注ぎ込んでいる中、主演という立場にありながら安全圏に留まるその姿勢は、この作品の価値を理解する者からすれば、醜態以外の何物でもありません。
映画史に残るヌード演出への賛辞
本作は、洋画の専売特許とさえ思われた「集団ヘアヌード」という表現手法を、邦画でも実現可能であると証明してくれました。
萩庭貞明監督、そしてペニオク女優を除くすべての演者たちの勇気と貢献には、感謝と敬意の念が尽きません。
映画自体の評価は決して高くないかもしれませんが、この「放水シーン」一点突破で、本作はヌード映画史にその名を刻みました。
私たちが映像に求める「すっぽんぽん要件」を、これ以上ないほど完璧な形で満たしてくれた金字塔として、記憶されるべき一作です。
ちなみに…本作はコアなファンから熱い支持を集め、2017年には続編となる『野獣(クーガ)の城 ~女子刑務所~』『~2』が発表されています。
ただし、監督が交代しており、本作のクオリティを正しく継承しているかは未知数です。
この点につきましては、確認が取れ次第、改めて評価をしたいと思います。
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