基本情報
ヌードギャラリー
※サイトコンセプト上、男優のヌードが映っているカットはパンツのアイコンで隠しております。
板谷由夏
ヌード解説
主演を務めた板谷由夏がヘアヌードを披露しております。
そして単なる話題性にとどまらず、彼女の演技力と表現の幅を見せつける結果となりました。
プロポーションの美しさだけでなく、女性の心の奥底にある欲望や孤独、そして愛への渇望を、身体ひとつで見事に表現した演技はひじょうに高い評価を受けています。
本作は彼女の女優人生において転機となり、一躍トップ女優へとステップアップする契機となった作品のひとつと言えるでしょう。
まずは、板谷由夏の経歴を簡単に振り返ってみましょう。
板谷由夏の経歴
もともとファッションモデルとしてデビューした板谷由夏は、1996年に博多華丸らとともにSOUTH END×YUKAとしてシングル「SO.TA.I」をリリース。
この楽曲は、当時流行していたEAST END×YURI「DA.YO.NE」のご当地カバーであり、流行に便乗したややスベリ気味のイロモノ企画として扱われました。
案の定セールスは奮いませんでしたが、その数年後に博多華丸と彼女は本業の方で本家を大きく超える知名度を得てしまうという、少し皮肉な展開を迎えます笑
その後1996年にはNHK教育『イタリア語会話』に出演し、映画関係者の目に留まったことで、1999年に銀幕デビューを果たします。
2007年に結婚、2008年に出産、育児と並行しながらも女優業を継続し、ニュース番組のキャスターにも抜擢されるなど、多方面で活躍を見せました。
2023年には民放ドラマで初主演を果たし、ヌードを披露した後も公私ともに順調にキャリアを重ね、人気が衰えることなくトップ女優として君臨し続けています。
本作における演技とその評価
本作出演時の板谷由夏は29~30歳であり、まさに「脱ぎ盛り」と言えるタイミングでした。
日本においてここまで覚悟を決めてヌードを決断できる女優は多くなく、彼女の女優としての格の違いを見せつけたとも言えるでしょう。
特筆すべきは、「濡れ場の熱さ」です。
邦画史上でも類を見ないほど過激で生々しいシーンが展開されており、カメラアングルも演者への配慮を排した大胆な撮影が行われました。
本作で板谷が演じたのは、女性の内に秘めた欲望に抗うことなく生きるキャラでした。
通常であれば演じることを躊躇してしまうような役柄を、ヌード経験のなかった板谷由夏が見事に演じ切りました。
その結果、原作者の小池真理子も「まさに類子(本作の主人公で板谷が演じたキャラ)そのもの!」と絶賛したほどの完成度となりました。
ヘアヌードの描写について
本作では、ヘアが確認できるシーンが数カット存在します。
しかしそれらはいずれも一瞬の描写にとどまり、コマ送りしなければはっきりと認識できないレベルです。
「今、確かに陰毛見えた!? 早くDVDを買って確認したい!!」といった感想を抱いた男性客も多かったのではないでしょうか。
それほどまでに完璧なヌードを披露したがゆえに、時としてこうした不幸とも呼べる“もどかしさ”を生んでしまうのも、ある意味で皮肉な話ですね笑
そして前貼りやボディ・ダブルを使用せず、すべて本人の演技によって撮影されたことは本サイトが証明致します。
おそらくですが、板谷自身は決して「脱ぎたがり」の女優ではなく、これまでのキャリアを見てもむしろ正統派の女優としての道を歩みたいと考えていたはずです。
しかし本作において主人公像を表現するうえで、大胆な濡れ場がストーリー上避けられないと彼女の中で納得がいったとき、スクリーンでヌードになること、さらには陰毛を晒すことに対して、一切のためらいを見せなかった――その覚悟がただただ圧巻です。
最初は単に「エロい目」で彼女の裸を見ていた男性客も、次第にその圧倒的な演技の凄さを肌で感じ始め、気がつけば彼女の熱演に対して尊敬の念すら抱いてしまった、きっとそう感じたのは私だけではないはずです。
まとめと今後の展望
モデル出身ということもあり、端正な顔立ちと抜群のスタイルを持つ板谷由夏。
しかしその美貌だけでなく、体当たりの演技によって、原作者・監督・視聴者すべてを納得させる実力を証明しました。
彼女の挑戦は単なる話題作りではなく、日本映画界において新たな基準を築くものでした。
今後さらに年齢を重ねる中で彼女がどのような役柄に挑戦し、世間にどのような衝撃を与えてくれるのか引き続き注目していきたいところです。