基本情報
作品名 | 完全なる飼育 赤い殺意 |
公開日 | 2004年9月18日 |
監督 | 若松孝二 |
出演 | 伊東美華、大沢樹生、佐野史郎、石橋蓮司、伊藤清美 |
ヌードギャラリー
伊東美華
伊藤清美
ヌード解説
本作における主演の伊藤美華の堂々たる演技、シリーズの中でもヒロインの脱ぎっぷりの良さ、ヌードシーンの多さと過激さは圧倒的で、R指定かけられていても、せいぜいおっぱいどまりが関の山のB級映画と揶揄されマンネリ化していたシリーズが、一気に化けさせたのがこの作品、そしてヒロインを担った伊藤美華の武功と言えるでしょう…。
先述した本作のオーディションについても、合格の決め手となったのは監督の脱衣要求に対し、躊躇うことなくすっぽんぽんになったため、ヒロイン抜擢されたというエピソードもあり、また陰毛の長さから本作の剃毛シーンが生まれたという逸話がございます。
しかし当の本人はカメラの前では気丈に振るいまいながらも、すっぽんぽん(しかも前貼りナシ)で演技する羞恥心に打ちひしがれて、陰で泣いていたようです。
文化的な生活を送ってきた現代人がいきなり人前ですっぽんぽんになるという行為は、やはりプロでも抵抗感は拭えないということがよく分かるエピソードです。
映画公開後には、ヘアヌード写真集「伊東美華写真集 ito mika」もリリース、本格的に女優として活動していこうとした矢先に芸能活動休止を発表します。
ヘアを全部剃った状態で、ギリギリの角度で攻める攻める笑
本作は前張りナシの撮影が前提であったため、佐野史郎と撮影スタッフには丸見えだったでしょうね。
ヘアヌードの有無にかかわらず、シリーズ最高傑作に間違いないんじゃないでしょうか?
描写的にはR15どころかR18指定によくならなかったなというレベルでした。
それだけに、主演の伊藤美華がこの映画を最後に表舞台から去ったという事実は残念でなりません。