シリーズ情報
松田美智子の小説『女子高校生誘拐飼育事件』を原作とした日本の映画作品シリーズ。
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女子高校生誘拐飼育事件 – 1997/9/30
誘拐犯の性の虜となって半年間暮らした少女が、いくらでも逃げられたのに逃げなかったのは、犯人への恐怖か、憐憫か?
17歳の女子高校生と中年男の不可解な心理に迫る衝撃ノンフィクション。
映画「完全なる飼育」の原作。
第1作は実に1999年の公開で現在もシリーズ終幕は告知されていないため、20年以上も継続中のシリーズである。
各作品におけるストーリーの関連性もないし、監督もそれぞれ異なるが お約束として第1作に主演した竹中直人がほぼ毎回出演していることが特徴。
内容はかなり女性の人権を侵しているシーンが多く、基本的に嫌がる女性を脱がして襲ってマインドコントロールをして、時間をかけ心身ともに蹂躙して…
といった具合に考え様によっては、かなり凄惨で凶悪な事件をテーマにしています。
また度胸試しのために、ヒロインオーディションで女優をすっぽんぽんにするということが通例になっており、どっかのフェミ団体の耳に入ったらとんでもないことになりそうですが、シリーズがそれほどヒットしていないためか、今のところシリーズの存続が危ぶまれる状況には陥っていません。
ヌード経験の無い新人・若手女優の初脱ぎを謳い文句にしている節があるが、各作品主演と演出が異なるため、その露出度も各作品でバラつきがあり、多くの作品ではヒロインのトップレスやフルヌードが数カット差し込まれる程度であったが、『完全なる飼育 赤い殺意』でヘアヌードを解禁しそのレッテルを打ち破った印象です。
初脱ぎを果たした女優さんたちは新境地開拓の意味でヌード挑戦しているわけですが、残念ながらそれをきっかけで爆発的に売れた女優さんは未だに確認できず、それどころか脱げる女優としての需要も獲得できなかったパターンがほとんどで、多くの女優さんがこの作品でヌードは見納めだったりしています。
シリーズが進むにつれ、ヒロインの若干の高齢化が目立つようになります。
「女子校生の監禁・飼育」がメインテーマとして進行している以上、シリーズの序盤では出来る限り年齢が近い女優を起用していましたが、
邦画におけるヘア解禁が一般化してきた昨今ではより過激なヌードシーンを要求されるためか、10代の若手女優はさすがに二の足を踏んでいる状況からなのか、と勝手に想像しています。
余談ですが、類似シリーズで「飼育の部屋」という作品が同時期に発表されていますが、関連はない模様です。
完全なる飼育
完全なる飼育 愛の40日
完全なる飼育 香港情夜
完全なる飼育 秘密の地下室
完全なる飼育 女理髪師の恋
完全なる飼育 赤い殺意
完全なる飼育 メイド、for you
TAP 完全なる飼育
完全なる飼育 étude
まとめ
やはりヌード経験のない若手の有望女優さんの、すっぽんぽん姿を拝めるコンテンツとしては非常に素晴らしいコンセプトだと思います。
また度胸試しのためにオーディションに来た女優さんを脱がしていくという逸話も、色々と想像力を掻き立てられますね、是非とも視聴の際はそういったことを思い出して見ると印象が変わってくるかも笑
シリーズも進むにつれて奇をてらいすぎたり、原作をかけ離れすぎたり、色々と問題作も生まれていますが、何にせよ邦画のヌードシーンは大事にしていくべき国宝ですからね、そういった意味ではコンセプトがはっきりとしたこのシリーズは絶対に絶やしてはいけない作品だと思います。
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完全なる飼育BOX ~愛の五重奏~ – 2005/12/23
監禁する男と監禁される少女を描いた松田美智子の原作を映画化した官能シリーズの集大成的BOX。
『完全なる飼育』『~ 愛の40日』『~ ~香港情夜~』『~ ~秘密の地下室~』『~ 赤い殺意』と、特典映像やオリジナルグッズ(予定)を収録。5枚組。