ヘアヌードが確認できる邦画作品について、多くの問い合わせをいただいておりますので、いったん一覧としてまとめてみました。
今後ご好評をいただければ、さらにコンテンツの充実や、より見やすい一覧形式にアップデートしていく予定です。
・今回は範囲を「邦画」および「日本人が出演している作品」に限定しています。
洋画や外国人キャストによる作品についても、いずれ別途まとめる予定です。
・また、「ヘアヌードが確認できる映画」についての情報提供も随時歓迎しております。
おすすめ作品などがありましたら、ぜひメールフォームやコメント欄からお知らせください。
記事作成済の邦画作品
『外道』(1998年)は望月六郎監督によるVシネマ作品で、暴力とエロス、そして欲望が渦巻くアウトローたちの世界を描いたエロティックサスペンスです。
鬼気迫る演出と過激な描写が交錯し、90年代らしい攻めの美学が光る一本です。
金谷亜未子がヘアヌードを披露しています。
霧島レイナもすっぽんぽん姿を披露し、2人での野外撮影シーンでは強烈な印象を残しています。
金谷亜未子のヌードシーンは、演技への本気度がにじむ見ごたえたっぷりの内容です。
しっかりカメラを受け止める覚悟が伝わる熱演で、90年代Vシネの醍醐味を再確認できる貴重な一本です!
『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(2014年)は、吉田浩太監督による、女子校の“拷問部”を舞台にした異色の青春エロティック・コメディです。
主演の木嶋のりこが劇中で大胆なヘアヌードを披露しています。
彼女の体当たりの演技は当時大きな話題となり、注目を集めました。
また共演の吉住はるなもすっぽんぽんでの体当たり演技に挑戦し、独特な存在感を発揮しています。
羞恥と快楽が入り混じる拷問ごっこシーンは、コミカルでありながら妙にリアルです…。
木嶋のりこの衣服が少しずつ裂かれていく場面や、吉住はるなの“表情芝居”が際立つ演出には妙な引力があり、エロチックコメディとしても見どころたっぷりの出来となっております。
『欲望』(2005年)は、篠原哲雄監督による、小池真理子の同名恋愛小説を原作とした官能ドラマです。
性的不能となった男性と、彼を深く理解する女性との肉体を超えた絆を繊細に描いています。
主演の板谷由夏が29歳のときにヘアヌードを披露しています。
彼女の体当たりの演技は、原作者の小池真理子からも「まさに類子そのもの」と絶賛されました。
本作のヌードシーンは前貼りやボディダブルを使用せず、すべて本人の演技で撮影されました。
一瞬の描写にとどまるヘアヌードは、観客に強い印象を残し、板谷由夏の女優としての覚悟と表現力の高さを感じさせます。
『不倫純愛』(2011年)は矢崎仁司監督による、禁断の愛と欲望を描いた官能ドラマです。
新堂冬樹の同名小説を原作に結婚15年目の編集長と作家の愛人との背徳的な関係が、やがて純愛へと変化していく様子を描いています。
嘉門洋子がヘアヌードを披露しています。
グラビアアイドルとしての経験を活かし、妖艶な魅力を全開にした演技で注目を集めました。
清純派グラビアアイドルとしてのキャリアから一転、成熟した女性の魅力を存分に発揮しています。
『ノン子36歳(家事手伝い)』(2008年)は熊切和嘉監督による、人生の再出発を模索する女性の姿を描いたヒューマンドラマです。
芸能界での挫折と離婚を経て実家の神社に戻った主人公が、若き青年との出会いをきっかけに閉ざされた心を徐々に開いていく様子が描かれています。
主演の坂井真紀が、キャリア初となるヘアヌードに挑戦しています。
当時38歳とは思えない美しさと覚悟が話題となり、観る者に強い印象を残しました。
本作のヌードシーンは、主人公の孤独や焦燥感を表現する重要な要素となっており、坂井真紀の体当たりの演技が光ります。
過度な演出に頼らずリアルさを重視した描写が、坂井の成熟した女性としての魅力と演技力が融合し、見事な人間ドラマに仕上がっています。
『花井さちこの華麗な生涯』(2005年)は、女池充監督によるエロティック・ポリティカルコメディです。
額に銃弾を受けた風俗嬢が天才的な頭脳を得て、スパイの陰謀に巻き込まれていくという、ナンセンスかつ風刺の効いた物語が展開されます 。
黒田エミがヘアヌードを披露しています。
彼女は本作で主演を務め、見事なプロポーションと大胆な演技で注目を集めました 。
また速水今日子や水原香菜恵もヌードシーンに登場し、作品全体に官能的な魅力を添えています。
ピンク映画の枠を超え、ナンセンスなユーモアとブラック・コメディの要素が融合した本作は、国内外で異例のヒットを記録しました。
『ふくろう』(2004年)は新藤兼人監督による、母娘の異常な共依存と暴力を描いた衝撃のドラマ作品です。
伊藤歩がヘアヌードを披露しています。
当時23歳の彼女は少女の無垢さと狂気を併せ持つ難役を体当たりで演じ、その大胆な脱ぎっぷりが話題となりました。
ヌードシーンは娘の異常な感覚や家庭環境の歪みを象徴する重要な演出として機能しています。
特に水浴びの場面では、水道屋の視点を通じて驚きを体感できるよう工夫されており、深く印象に残る衝撃的なシーンとなっています。
『マブイの旅』(2002年)は出馬康成監督による、沖縄を舞台にした不器用な男女のラブストーリーです。
冨樫真が娼婦・文海役を演じ、物語の冒頭から大胆なヘアヌードを披露しています。
彼女の大胆な演技は、物語のリアリティと感情の深さを引き立てています。
『スワロウテイル』(1996年)は、岩井俊二監督による、架空の都市「円都(イェンタウン)」を舞台に多国籍な登場人物たちの交錯する運命を描いた群像劇です。
音楽と映像が融合した独特の世界観が魅力の一作です。
藤井かほりが遺体役でヘアヌードをします。
物語と直接関係のない冒頭シーンでのすっぽんぽん描写が、むしろリアルな衝撃として記憶に刻まれる印象的な瞬間です。
突拍子もない意外性のある演出で観る者に強烈なインパクトを残すこと間違いないです。
また伊藤歩の体当たりの熱演も光る作品です。
当時16歳の彼女は主人公アゲハ役での大胆な演技が評価され、第20回日本アカデミー賞で新人俳優賞と優秀助演女優賞を受賞しました 。
『三文役者』(2000年)は、新藤兼人監督による名バイプレイヤー・殿山泰司の半生を描いた人間ドラマです。
荻野目慶子がヘアヌードを披露しています。
それまでの邦画の枠を明確に超えるインパクトを放っていました。
2000年当時、女性の陰毛描写のある作品はちらほら登場し始めていましたが、多くは遠景や一瞬のチラ見せ程度で「見えたかどうか」すら議論になるほど曖昧な表現が主流でした。
そのなかで本作は、ガッチリとカメラに収めた隠しようのないレベルの明瞭な描写で、観る者に衝撃を、そして業界には新時代への基準を提示します。
これまで“タブー”とされてきたヘアヌードを一気にメジャー表現へと引き上げた作品とも言えるでしょう。
今に続く『表現の自由』の一端を切り開いた一本として、確実に記憶に残る一作となりました。
『ゲルマニウムの夜』(2005年)は、大森立嗣監督による異色の人間ドラマで、宗教施設を舞台に、信仰と性、支配と服従といったテーマを重層的に描いた問題作です。
早良めぐみがヘアヌードを披露しています。
ファッションモデルから女優に転身し、本作でメインキャストとして抜擢された彼女の体当たりの演技は高く評価されるも、本作を最後に芸能界を引退してしまいます。
彼女の貴重な姿がスクリーンに刻まれた作品です。
信仰や洗脳、そして“解放”を象徴するひとつの手段として配置されています。
中でも早良の登場シーンは、宗教と欲望の境界線を曖昧にし、観る者に「信じるとは何か?」という問いを突きつけてきます。
隠すでもなく、誇示するでもない、その静かな露出が結果的に強烈に記憶に残る名場面となっています。
『マークスの山』(1995年)は崔洋一監督による、未解決事件を軸に人間の深層心理を追うサスペンスドラマです。
原作は高村薫のベストセラー小説で、警察と犯罪者、そして心の闇が交錯する重厚な物語が描かれます。
名取裕子と江口ナオが印象的なヘアヌードを披露します。
特に江口ナオは大胆な脱ぎっぷりで、当時の「ヘアヌード解禁」時代を象徴する存在として語られます。
名取裕子も成熟した大女優としての色気を発揮し、すっぽんぽんでの演技に高評価が寄せられています。
『松ヶ根乱射事件』(2007年)は山下敦弘監督による、静かな田舎町を舞台に不可解な事件が巻き起こる異色の人間ドラマです。
ブラックユーモアと暴力が交錯する、シュールでじわじわ効いてくるタイプのサスペンスです。
川越美和がヘアヌードを披露しています。
映画でのヘアヌード披露は、彼女のキャリアの中でも貴重な挑戦とされています。
死体役という設定上、羞恥や感情を表現することなく、静謐な美しさを映し出すものとなっています。
川越美和はその後芸能活動から離れ、2013年に逝去されました。
彼女のすっぽんぽんは現在映像媒体として確認可能な作品は本作しかないため、貴重な作品となっています。
『午後の遺言状』(1995年)は、新藤兼人監督による人間の老いと死をテーマにしたヒューマンドラマです。
瀬尾智美がヘアヌードを披露しています。
特に滝壺での行水シーンでは、ラブシーンとは異なる文脈でのヌードが印象的です。
新藤監督は性表現のタブーに挑戦するというよりも、必要な描写として女性のヘアヌードを取り入れています。
その結果女体美にフォーカスを当てた自然なヌードシーンが実現しています。
作品名 | 華魁 |
公開日 | 1983年2月19日 |
監督 | 武智鉄二 |
出演 | 親王塚貴子、夕崎碧、梓こずえ、明日香浄子、宮原昭子、松原レイ、響恭子、酒井しず、矢生有里、川口小枝、真柴さとし、伊藤高、桜むつ子、殿山泰司 |
『華魁』(1983年)は、武智鉄二監督による耽美的な映像美と過激な性描写が融合した異色の作品です。
遊郭を舞台に、女性たちの運命や社会的抑圧を描き出しています。
親王塚貴子と夕崎碧がヘアヌードを披露しています。
当時(というか今も)タブーとされていた生々しい性描写に挑戦し、圧倒的な存在感を放っています。
本作は日本公開版とフランス版で編集が異なり、フランス版ではより過激なシーンが追加されています。
ヌードシーンは、芸術的な照明や衣装、構図によってまるで絵画のような美しさを持ち、女性の儚さや美しさを際立たせています。
本作はその過激な描写やテーマから賛否が分かれる作品ではありますが、日本映画の枠を超えた挑戦的な作品として評価されています。
映像美、演技、ストーリーのいずれも独自性を持ち、今なお語り継がれる名作です。
作品名 | 愛のコリーダ |
公開日 | 1976年10月2日 |
監督 | 大島渚 |
出演 | 藤竜也、松田暎子、中島葵、芹明香、阿部マリ子、三星東美、藤ひろ子、殿山泰司、白石奈緒美、青木真知子、東祐里子、安田清美、南黎、堀小美吉、岡田京子、松廼家喜久平、松井康子、九重京司、富山加津江、福原ひとみ、野田真吉、小林加奈枝、小山明子 |
映画『愛のコリーダ』(1976年公開)は、大島渚監督が実際の事件を基に描いた問題作です。
この作品は日本映画史上初めて本番行為を無修正で収録したことで知られ、公開当時大きな議論を巻き起こしました。
主人公・阿部定を演じた松田暎子がヘアヌードを披露します、というかそれ以上に過激な演技も見せてくれます。
物語は、1936年に実際に起きた阿部定事件を基に、情熱的な愛と欲望の果てに起こる悲劇を描いています。
これらの描写は当時の日本では前例のないものであり、国内外で大きな衝撃を与えました。
本作は日本の映画業界における表現の自由や検閲の問題に一石を投じ、後の作品にも多大な影響を与えました。
現在でもその革新性と芸術性から、映画史における重要な作品として位置づけられています。
『でらしね』(2004年)は、中原俊監督が手がけた 妻子に去られホームレスとなった画家・譲司が、画商との出会いをきっかけに再生していく人間ドラマです。
黒沢あすかがヘアヌードを披露しています。
彼女の体当たりの演技が物語のリアリティと深みを増しています。
また三坂知絵子もヌードシーンに挑戦しており、こちら作品全体の芸術性を高めています。
再生と希望をテーマにした作品であり、登場人物たちの複雑な感情や人間関係を繊細に描いています。
『グラグラ』(2019年)は高原秀和監督による、崖っぷちのアラサー処女グラドルと誠実なバツイチ男性の恋愛を描いたセクシー要素を含む邦画です。
主演の永岡怜子がヘアヌードを披露しています。
映画全編を通して永岡怜子のヌードシーンが散りばめられていますが、映画終盤で彼女がすっぽんぽんで海岸を全力爆走するシーンがあり、隠されてきたヘアもここで丸出しになってフルヌードを堪能できます。
また江澤翠もバストトップのヌードを披露しています。
低予算ながらも主演女優の体当たり演技が光る作品で、王道のセクシー映画に飽きた人にとっては新鮮に映るかもしれません。
永岡怜子の熱演といまおかしんじ監督の独自の演出が融合し、独特の世界観を作り上げています。
映画『東京の恋人』(2020年公開)は、下社敦郎監督が手がけた現代ドラマです。
物語は東京を舞台に、さまざまな人々の恋愛模様や人間関係を描いており、登場人物たちの心の葛藤や成長が丁寧に描かれています。
川上奈々美がヘアヌードを披露しています。
AV女優としての経歴を持ちながらも、本作ではその枠を超えた自然体の演技で観る者を魅了します。
写真撮影のシーンでは一糸纏わぬ姿でヘアヌードを披露し、可憐なビジュアルと美しいヌードが激しく印象的です。
彼女のポテンシャルは、AV女優として見るには申し訳ないくらい飛びぬけています。
その美しい映像と演技力により、観る者に深い感動と衝撃を与える作品となっています。
『不貞の季節』(2000年)は、廣木隆一監督による官能ドラマで、SMを題材に人間の欲望と孤独を描いた作品です。
星よう子がヘアヌードを披露しています。
入浴シーンでのヘアヌードは、彼女の妖艶な魅力を際立たせ官能的な雰囲気を高めています。
また山崎絵里もヌードシーンに挑戦しており、作品全体の官能性を高めています。
SMが題材の作品なので、ヌードは多いですが、星よう子が主演じゃなければ目にも止まらなかった作品かもしれません。
日本では彼女のような、脱げる女優さんに対する評価がまだまだ低いです、もっと評価をするきっかけになればいいと思わせてくれる映画です。
『愛するとき、愛されるとき』(2010年)は、瀬々敬久監督による、地方都市を舞台に女性の内面と欲望の解放を描いた官能ドラマです。
江澤翠がヘアヌードを披露しています。
本作での彼女の体当たり演技は、官能映画の枠を超えた挑戦として注目されました。
また晶エリーもヌードを披露していますが、ボカシ処理が多く少々残念な仕上がりになっています。
邦画史上でも屈指と呼べる 過激なヘアヌード描写を含んでおり、全編を通して大胆なすっぽんぽんシーンが満載です。
江澤翠の脱ぎっぷりは圧巻で、彼女の陰毛は余すところなく映し出されています。
『マニラ 密欲の楽園』(2000年)は、瀧島弘義監督によるエロティック・ドラマ作品です。
フィリピン・マニラを舞台に、愛と欲望が交錯する異国情緒あふれる物語が展開されます。
主演の星野藍子がヘアヌードを披露しています。
作品としての派手さや刺激は控えめながら主演・星野藍子の存在が圧倒的な輝きを放つ一作です。
無名とは思えないほどの整った容姿と、観る者の目を惹きつける大胆な演技力、そして惜しみなく披露されるヘアヌードは、彼女の表現力そのものであり映画全体を支える屋台骨とも言える存在感を放っています。
星野藍子が一人で作品を成立させてしまうその力は、まさに驚異的といっても過言はありません。
本作のように埋もれがちな才能を見つけ出せるのも、Vシネマならではの醍醐味です。
『香港異人娼婦館』(原題:Escape from Brothel/花街狂奔)は、1992年に公開された香港製のエロティック・アクション映画で、ウォン・ロンワイ監督が手がけました。
宝石店が保険金目当てに狂言強盗を計画し、密入国者を利用するも計画が思わぬ方向へと進展し、登場人物たちが混沌とした運命に巻き込まれていく様子を描いています。
村上麗奈がヘアヌードを披露した他、シャワールームでのコメディパートでは多数のモブ女優さんたちのヘアヌードも確認できます。
全編を通してサービスカットの多いB級アクション作品で、メインどころから脇役まですっぽんぽんになる潔さが特徴的です。
主演のポーリン・チャンは妖艶な魅力を放ちながらも、すっぽんぽんはいくつかのシーンで披露するもヘア露出はなく、29歳で早世したことがたいへん惜しまれる存在です。
笑えるシーンでもしっかりヌードを見せるなど、コメディとエロスを両立させる海外作品ならではの開けっぴろげな演出が光ります。
『NINE-ONE くノ一妖獣伝説』(1995年)は、井上眞介監督によるSFエロティックアクション作品です。
現代に蘇ったくノ一たちが妖獣と対峙する、官能とバイオレンスが交錯する物語が展開されます。
白石久美がヘアヌードを披露しています。
彼女は伝説のグラビア集団「アンドール」出身で、美貌と脱ぎっぷりが光る存在でした。
共演の平沙織も“1億円のバスト保険”で話題になったマルチ女優で、こちらも劇中でヌードを披露しています。
1995年公開のVシネマは、ヘアヌードが一般的でなかった時代に無修正描写を取り入れた攻めの姿勢が印象的です。
90年代のこうした作品には過剰でない自然体のエロスと懐かしさが同居しており、現代の飽和したアダルト表現とは一味違う魅力があります。
『ガールフレンド』(2004年)は廣木隆一監督による、女性同士の恋愛と友情を描いたエロティック・ドラマです。
河井青葉がヘアヌードを披露しています。
20代後半で挑んだ体当たりの演技が話題となり、その透明感と大胆さがファンの間で高く評価されました。
性的なシーンは各々のキャラの内面を象徴的に表現し、観客に対して感情的なインパクトを与える手法として用いられています。
特に女性同士の恋愛というテーマにおいて、身体的な距離感が重要な意味を持ちヌードがその関係性の深まりや変化を反映する要素となっています。
特に河井の魅力がじんわり沁みる、静かな衝撃作です。
『リゾラバ恥態(秘)レポート』(1999年)は、勝山茂雄監督によるエロティックなオリジナルビデオ作品で、リゾート地を舞台に繰り広げられる男女の情愛と欲望を描いています。
相沢花、相沢知美、荒井まどかがそれぞれヘアヌードを披露しています。
本作ではリゾート地の開放的な雰囲気の中で、相沢花たちの大胆なヌードシーンが展開され観る者の視線を釘付けにします。
エロティックな要素を含みながら通常のVシネマとは一線を画す内容で、当時のビデオ市場において一定の評価を受けていました。
『新任女刑務官 檻の中の花芯』(1998年)は、七里圭監督によるエロティック・ドラマです。
女子刑務所を舞台に、精神科医と女囚の間で繰り広げられる禁断の愛と欲望を描いています。
藤崎彩花と桃井マキ(後の西野さゆき)がヘアヌードを披露しています。
藤崎は本作撮影時にはAV未経験で、桃井も当時はタレント活動中でありいずれも貴重な初期の大胆演技が見られます。
本作はVHS版で無修正のヘアヌードが収録されていましたが、後のDVD版ではぼかし処理が施され、オリジナルの魅力が損なわれています。
90年代Vシネマの自由な表現と女優たちの体当たり演技が光る一作で、映像メディアの変遷とともに失われた表現の価値を再認識させられます。
『アンダー・ユア・ベッド』(2019年)は安里麻里監督による、孤独な男の歪んだ愛情を描いたサスペンスドラマです。
表向きは平凡な男が、かつて想いを寄せた女性のベッドの下に潜み、彼女の生活を監視するという異常な行動を通じて愛と狂気の境界を探ります。
西川可奈子がヘアヌードを披露しています。
舞台出身の彼女は本作で大胆なヌードシーンに挑戦し、観る者に強烈な印象を与えました。
この作品では女性監督ならではの視点で、ヌードシーンが物語の深層心理を表現する手段として巧みに組み込まれています。
作品名 | STILL LIFE OF MEMORIES スティルライフオブメモリーズ |
公開日 | 2018年7月21日 |
監督 | 矢崎仁司 |
出演 | 安藤政信、永夏子、松田リマ、伊藤清美、ヴィヴィアン佐藤、有馬美里、和田光沙、清川葵、瑞乃サリー、大塚玲央奈、四方田犬彦 |
『スティルライフオブメモリーズ』(2018年)は、矢崎仁司監督による、写真と欲望、そして女性の身体をめぐるアート性あふれるラブストーリーです。
現代の都市を舞台に、写真家とモデルの関係性を通して、愛と執着の境界線を探ります。
永夏子がヘアヌードを披露しています。
彼女は「自らの性器をアートとして写真に残してほしい」と願う女性・怜を演じ、その強烈な存在感と挑戦的な演技で注目を集めました。
また、共演の松田リマもヘアヌードを披露しています。
モデル出身らしい洗練された身体表現と感情の揺らぎを繊細に映し出し、作品の美学と官能性をより一層引き立てています。
静かで繊細な映像の中に潜む衝動と官能を、圧倒的なリアリティで表現しています。
アートとエロスが交差する、まさに“死ぬまでに観るべき一作”と言うべき作品です
『火口のふたり』(2019年)は、荒井晴彦監督による、再会した元恋人同士が過去と欲望に翻弄される姿を描いたラブロマンスです。
瀧内公美がヘアヌードを披露しています。
彼女は全編にわたり体当たりの演技を見せ、キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を受賞するなど高い評価を得ました。
すっぽんぽんでに演技を厭わない彼女が魅せる、全編を通じて描かれる濃密なラブシーンは、登場人物の内面や関係性の変化を繊細に映し出しています。
皆の心に深く訴えかける、情熱的で強烈に美しい作品となっています。
瀧内が見せた演技は「演技なのか、リアルなのか分からないほど自然な性愛表現」と評されるほどでした。
2010年代以降、日本映画でヘアヌードを披露する女優が減少する中、彼女の挑戦は映画界に新たな風を吹き込んだといえます。
作品名 | 世界で一番美しい夜 |
公開日 | 2008年5月24日 |
監督 | 天願大介 |
出演 | 田口トモロヲ、月船さらら、市川春樹、松岡俊介、美知枝、斎藤歩、江口のりこ、大河内浩、佐野史郎、三上寛、石橋凌、橋本まゆみ、桃生亜希子、有川蒼馬、井川遥 |
『世界で一番美しい夜』(2008年)は、天願大介監督が手がけたファンタジー映画です。
過疎化対策をテーマにした群像劇で、日本一の出生率を誇る村の秘密を描いています。
元宝塚歌劇団の月船さららがヘアヌードを披露しています。
彼女の大胆な演技は、作品の話題性を高めました。
この映画では男女50人による野外乱交シーンなど、過激な性描写が含まれていますが、それらは物語の核心を突く重要な要素として描かれています。
文化庁推薦作品としても認定されており、その挑戦的な内容が注目を集めました。
月船さららおよびすっぽんぽんを披露した女優陣の体当たりの演技は、観客に強烈な印象を与え、女優たちの新たな一面を披露しました。
『華魂』(2014年)は、佐藤寿保監督による、いじめと復讐をテーマにしたエログロ・ホラー作品です。
主演の桜木梨奈がヘアヌードを披露しています。
これまでの出演作の中でも特に大胆な脱ぎっぷりが話題となりました。
ヌードシーンは美しさと狂気が同居する独特の演出で、観る者の記憶に残るインパクトを放っています。
本編後半の演出は特に衝撃的で、彼女の体当たりの演技が光ります。
作品名 | 華魂 幻影 |
公開日 | 2016年4月30日 |
監督 | 佐藤寿保 |
出演 | 大西信満、イオリ、稲生恵、川上史津子、平家秀樹、佐藤文吾、丸山昇平、松原正隆、高尾勇次、丈唯、佐倉萌、奥田由美、仙頭美和子、崎本実弥、YOSHI、川瀬陽太、愛奏、吉澤健、真理アンヌ、三上寛 |
『華魂 幻影』(2016年)は、佐藤寿保監督による幻想と欲望が交錯する異色のエロティック・ドラマです。
閉館間近の映画館を舞台に、映写技師が謎の少女と出会い、封印された記憶と向き合う物語が展開されます。
舞台出身の女優・イオリが映画初主演にして大胆なヘアヌードを披露しています。
彼女の出演作は他に確認されておらず、その神秘的な存在感と体当たりの演技が話題となりました。
イオリのヌードシーンは透明感と危うさが際立ち、物語の幻想的な雰囲気を一層引き立てています。
スクリーンと現実が曖昧になる中で、彼女の存在が観る者の感情を揺さぶり、作品に独特の余韻を残します。
『せつな』(2005年)は高原秀和監督による、ひとりの女性の官能と孤独を描いた成人向けドラマ作品です。
大胆な演出ながらも、感情の起伏を丁寧にすくい取った異色の一本となっています。
綾瀬つむぎがヘアヌードを披露しています。
本作が映画初出演でありながらその思い切りの良さで、公開当時は映画マニアの間で密かに注目されました。
とりわけ話題になったのが、彼女がすっぽんぽんで海岸を走るシーンです。
シチュエーションの突飛さと映像のギャップがクセになる名場面で、普通の濡れ場以上に観る者の記憶に焼きつきます。
メイキング映像でその舞台裏まで見られるのも本作の評価を底上げする要因となっています。
作品名 | 泪壺 |
公開日 | 2008年3月1日 |
監督 | 瀬々敬久 |
出演 | 小島可奈子、いしだ壱成、佐藤藍子、菅田俊、及川以造、西村みずほ、染谷将太、高山紗希、三浦誠己、佐々木ユメカ、蒼井そら、柄本佑、嘉門洋子、七世一樹 |
『泪壺』(2008年)は瀬々敬久監督による、愛と喪失を官能的に描いたエロティックドラマです。
小島可奈子がヘアヌードを披露しています。
バラエティから女優業へと幅広く活躍していた彼女の映画初主演作であり、成熟した色香と繊細な演技が高く評価され公開時に大きな話題を呼びました。
成熟したボディを惜しげもなくさらけ出す姿には、単なる脱ぎ仕事を超えた覚悟が感じられます。
特に彼女独特の影を帯びた佇まいと濃密な肉体描写の融合が、観る者の記憶に強烈な印象を残します。
『素敵な家族』(2007年)は、堀井彩監督による実験的な映像表現が際立つ短編ドラマで、家庭や人間関係の“歪さ”を独自の視点で切り取った異色作です。
黄金咲ちひろがヘアヌードを披露しています。
2000年代に地方局でのレギュラー番組などで活動していた彼女は、本作では24分間ほぼ全編を通じてすっぽんぽんでの演技を見せています。
作品はインディーズ制作ならではの粗さが目立ち、画質もかなり悪めですが、それが逆に生々しい空気感を醸し出しています。
画面越しでも“どこか本物っぽさ”が漂っていて、ちょっとした背徳感を楽しめる人には刺さる一本です。
作品名 | 未亡人銭湯 おっぱいの時間ですよ! |
公開日 | 2010年8月13日 |
監督 | 池島ゆたか |
出演 | 晶エリー、竹下なな、日高ゆりあ、甲斐太郎、野村貴浩、久保田泰也、津田篤、池島ゆたか、里見瑤子、倖田李梨、木の実葉、酒井あずさ、ミュウ、月夜野卍 |
『未亡人銭湯 おっぱいの時間ですよ!』(2010年)は、ピンク映画界の重鎮・池島ゆたか監督による、昭和レトロな雰囲気をまとった銭湯を舞台にしたセクシャル・コメディです。
里見瑤子、ミュウを始め複数女優がヘアヌードを披露しています。
人気AV女優として知られる彼女ですが、本作では演出の都合もあってか大胆さにはやや抑えが効いており、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
全体的に女優陣の脱ぎっぷりは申し分ないものの、主演の晶エリーの見せ場は控えめです。
パッケージ詐欺っぽい部分もあるので、期待値は少し下げて観るとちょうどいいかもです。
古き良きピンク映画の空気感が好きな人には刺さる一本です。
作品名 | 墨東綺譚 |
公開日 | 1992年6月6日 |
監督 | 新藤兼人 |
出演 | 津川雅彦、墨田ユキ、宮崎美子、瀬尾智美、八神康子、杉村春子、乙羽信子、佐藤慶、井川比佐志、河原崎長一郎、戸浦六宏、石井洋祐、上田耕一、河原崎次郎、樋浦勉、大森嘉之、浜村純、原田大二郎、角川博、浅利香津代 |
『墨東綺譚』(1992年)は新藤兼人監督による、昭和初期の浅草を舞台に遊女と作家の刹那的な恋愛を描いた官能ドラマです。
墨田ユキ、八神康子がヘアヌードを披露しています。
彼女は本作で主演を務め、堂々としたすっぽんぽん演技を披露します。
後にデビュー前のAV出演歴が明かされるなど話題も多く、印象的な女優です。
陰毛描写がまだ強くタブー視されていた当時本作での墨田ユキと八神康子の大胆な演技は衝撃的でした。
劇場公開時の修正有無は不明ながらも、邦画の“ヘア解禁”の流れに大きな一歩を刻んだ一作といえるでしょう。
『眠れる美女』(1995年)は横山博人監督による、谷崎潤一郎の同名小説を原作とした官能と幻想が交錯する文芸エロス映画です。
大西結花がヘアヌードを披露しています。
当時の劇場作品ではまだ珍しかったヘア描写を見せ同時期にヘアヌード写真集も発表するなど、その大胆な姿勢が話題を呼びました。
暗がりの中でのカットながらしっかりヘアが確認できる演出は、時代背景を考えればかなり攻めた作りです。
抑制のきいた画面の中に漂う背徳感と、女優としての覚悟がひしひしと伝わってきます。
『紅薔薇夫人』(2006年)は、藤原健一監督による、人妻の官能と欲望を描いたエロティック・ロマンスです。
坂上香織がヘアヌードを披露しています。
写真集でも話題を呼んだ堂々たる剛毛ぶりは健在で、本作では30代前半にしてなお体当たりの熱演を見せています。
坂上のヘアが確認できる映画作品はおそらく本作のみです。
出演は一瞬でもその強烈な印象はしっかりと刻まれます。
「ヤンママトラッカー」での活躍を知る人にも、新たな一面を感じさせる一本です。
作品名 | 愛の新世界 |
公開日 | 1994年12月17日 |
監督 | 高橋伴明 |
出演 | 鈴木砂羽、片岡礼子、杉本彩、萩原流行、松尾貴史、鈴木ヒロミツ、田口トモロヲ、塩屋俊、松尾スズキ、袴田吉彦、武田真治、渡辺哲、下元史朗、荒木経惟、哀川翔 |
『愛の新世界』(1994年)は高橋伴明監督による、SM嬢とホテトル嬢という風俗で働く女性たちの生き様を描いた衝撃的なドラマ作品です。
鈴木砂羽と片岡礼子がヘアヌードを披露しています。
特に有名なラストの海岸シーンでは、2人がすっぽんぽんで戯れるカットが後年の完全版で無修正となり大きな話題を呼びました。
公開当初から「邦画初のヘアヌード映画」として注目を浴び、大胆かつリアルな女性像の描写に引き込まれます。
全編を通してヌードシーンが多く、ヘア解禁作品の象徴的存在としても見逃せません。
『愛妻日記』(2006年)はサトウトシキ監督による、日常の中に潜む夫婦の性愛を描いた官能ドラマです。
永田正子がヘアヌードを披露しています。
彼女は無名ながらも大胆な脱ぎっぷりと美貌が印象的で、特に当作では体当たりの演技が光ります。
ヘアの露出シーンこそ限られていますが全体としてすっぽんぽんでの登場が多く、濡れ場の密度や質にも手抜きなしです。
名の知られた女優に引けを取らない、知られざる逸材の魅力が詰まっています。
『焦燥』(2019年)は高原秀和による、欲望と孤独が交錯する人間模様を描いた官能ドラマです。
小田飛鳥がヘアヌードを披露しています。
大胆なすっぽんぽんシーンに挑戦し、その体当たりの演技が話題を呼びました。
本作ではヘアヌードを含む露出だけでなく、感情の揺れや葛藤までもがリアルに伝わるような演出が印象的です。
すっぽんぽんでの浜辺のシーンなど、ただ脱ぐだけではない映画的な美しさと衝撃が共存する一作です。
『名前のない女たち』(2010年)は佐藤寿保監督による、AV業界に身を置く女性たちの実像を描いた社会派ドラマです。
佐久間麻由と安井紀絵がヘアヌードを披露しています。
特に佐久間は『真木栗ノ穴』など他作品でも印象的なヌードを見せており、脱げる名バイプレイヤーとして知られています。
酔った勢いで服を脱がせ合い酒を浴びるというカオスなシーンで、なぜかしっかりと陰毛が映るという意外性も評価点です。
この場面だけでなく作中には複数のヌードシーンが登場し、ただの露出ではない“彼女たちの生”が垣間見えるのが本作の魅力です。
『首相官邸の女』(2001年)は若松孝二による、政治の裏側と女性の欲望が交錯するエロティック・ドラマです。
中原翔子がヘアヌードを披露しています。
ピンク映画ではお馴染みの彼女ですが、本作のようなVシネマでここまで踏み込んだ脱ぎっぷりを見せるのは貴重な一作といえます。
ストーリーはお決まりのVシネ展開ながら、さりげないシーンであっさりヘアを見せてくれるあたりが逆に印象的です。
若松監督らしい"見せるべきところで見せる"美学が光っていて、まさにヘアヌードの必然性を心得た一本です。
ファンならチェックしておきたい佳作と呼べるでしょう。
『彼女』(2021年)は、廣木隆一監督による逃避行と性愛を描いたラブ・サスペンスです。
LGBTQ+のテーマを背景に、愛と暴力が交錯する衝撃的な物語が展開されます。
さとうほなみがヘアヌードを披露しています。
ゲスの極み乙女のドラムとしても知られる彼女の大胆な演技は、女優としての本気度を示すもので公開当時大きな話題を呼びました。
画面越しにも伝わる気迫とリアリティは多くの視聴者の記憶に残るはずです。
『卑猥 hiwai』(2005年)は田尻裕司による、アダルトビデオ業界を背景に、欲望と現実の交錯を描いたエロティック・ドラマです。
平沢里菜子と藍山みなみがヘアヌードを披露しています。
どちらもAV出身の女優ながら、濡れ場ではない日常的なシーンでのすっぽんぽん姿の披露が印象的で作品全体にリアルな空気感をもたらしています。
「ヘア無修正」と大きく謳われているものの、実際のヘアヌードが登場するのは2人合わせてわずか2シーン程度と控えめですが…。
短い作品の中で抜群のバランス感覚で配置されたヌードは見どころ十分です。
『好きでもないくせに』(2016年)は吉田浩太による、恋愛と性欲のズレをコミカルかつ赤裸々に描いたヒューマンドラマです。
主演の璃子がヘアヌードを披露しています。
彼女の体当たりの演技は公開当時も話題となりリアルな性愛描写と共に強烈な印象を残しました。
露出は一度きりではなく複数回あり、すべてが堂々たるヌードです。
ナチュラルな陰毛の存在感も圧巻で、ヘア目的で観ても十分すぎる満足感を得られるはずです。
『空の瞳とカタツムリ』(2019年)は、斎藤久志監督による“性と自己認識”をテーマにした静謐な人間ドラマです。
縄田かのんと中神円がヘアヌードを披露しています。
W主演の2人は大胆な脱ぎっぷりと繊細な演技で、作品に強いリアリティと魅力を加えています。
ヌードシーンは決して多くないながらも、印象に残る美しさで見せ場をつくっており、特に終盤の描写は心に残る仕上がりです。
脱ぐことに必然性があるからこそ、ふとした一瞬が刺さるそんな上質な余韻を味わえます。
作品名 | アンチポルノ |
公開日 | 2017年1月28日 |
監督 | 園子温 |
出演 | 冨手麻妙、筒井真理子、不二子、小谷早弥花、吉牟田眞奈、麻美、下村愛、福田愛美、貴山侑哉、長谷川大、池田ひらり、沙紀、小橋秀行、河屋秀俊、坂東工、内野智 |
『アンチポルノ』(2017年)は園子温による、フェミニズムとポルノグラフィの境界を挑発的に描いた実験的ドラマです。
冨手麻妙、筒井真理子、下村愛(元・穂花)、吉牟田眞奈がヘアヌードを披露しています。
冨手は元AKB48メンバーとして注目され、筒井は50代でのすっぽんぽん演技に挑戦、下村はAV出身ながら一般映画での覚悟を見せました。
過激なヌード描写は、それぞれの女優の個性と葛藤を映し出す演出の一部として映えています。
とくに冨手麻妙の体当たりの演技は、元アイドルの殻を破る象徴的な瞬間として、観る者の記憶に深く残ります。
『タロウのバカ』(2019年)は大森立嗣監督による、社会から孤立した少年たちの暴走と喪失を描いた衝撃的な青春ドラマです。
植田紗々がヘアヌードを披露しています。
序盤の入浴シーンで披露されるその大胆なすっぽんぽん演技は、若手とは思えないほど堂々としておりR15+指定ながら話題を呼びました。
植田が演じるのは表向きは普通の女子高生ながら、裏では売春に手を染めるという二面性のあるキャラです。
透明な湯船に映える均整のとれたすっぽんぽん姿が、美しさと危うさを併せ持ち目が離せない存在感を放ちます。
『フィギュアなあなた』(2013年)は、石井隆監督によるファンタジーと官能が交錯する異色のエロティックドラマです。
佐々木心音と桜木梨奈がヘアヌードを披露しています。
特に佐々木は全編を通して長時間にわたるすっぽんぽんでの演技を披露し、その体当たりの姿勢が話題となりました。
R18指定作品としてはかなり攻めた内容で、2人ともボカシ前提で“すっぽんぽん”になって演技をこなしており、映像の濃さは邦画でもトップクラスです。
ヒロインのすっぽんぽんでの登場時間では歴代最長とさえ感じるレベルです。
ニッチなファン層からの評価も高く、今なおカルト的人気を集めています。
『屋根裏の散歩者』(2016年)は、窪田将治監督によるエロスとサスペンスが交錯する官能ミステリー作品です。
木嶋のりこと間宮夕貴がヘアヌードを披露しています。
童顔で知られる木嶋のりこは、本作でも両手を縛られてのフルヌードという“お家芸”を披露し、間宮夕貴も前作『甘い鞭』に続く体当たり演技で注目を集めました。
映像はセピア調のトーンで統一されており、雰囲気重視の演出がヌードシーンにも独特の余韻を与えています。
過去作が刺激的すぎたせいで「物足りない」と感じる人もいそうですが、2人の魅力はしっかり堪能できます。
『甘い鞭』(2013年)は、石井隆監督によるエロティック・ドラマで、サディスティックな愛と欲望を描いた作品です。
主演の壇蜜と間宮夕貴がヘアヌードを披露しています。
特に間宮夕貴はほとんどのシーンで衣服を脱ぎ捨て、全編通してヌードシーンが圧倒的に多いことが特徴です。
本作はヌードシーン自体は非常に多いものの、血まみれや傷だらけの過激な描写も多いため、単純なヌード映画にとどまらない部分があります。
編集段階でボカシが入るため、ヌードのインパクトが薄れてしまったことは惜しいですが、それでも主演2人の体当たりの演技は見応えがあります。
作品名 | 最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが |
公開年 | 2014年5月17日 |
監督 | 青山裕企、伊基公袁 |
出演 | 橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、矢野未夏、穐田和恵、福島綱紀、草野イニ、岩谷健司、益田愛子、島田一斗、大津苺花、金井凛空、青山裕企、井上肇、葉山レイコ |
『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが』(2014年)は、青山裕企と伊基公袁の共同監督による、思春期の性と家族の歪んだ関係を描いたフェチ系コメディドラマです。
繭と橋本甜歌がヘアヌードを披露しています。
特に繭はメイキングでもわかる通りすっぽんぽん演技に挑み、邦画史に残る体当たりの熱演と話題になりました。
規制の影響で本編は過剰なボカシまみれですが、実際には演者がすっぽんぽんで演じていたことがメイキングで確認できます。
ディレクターズカット版でもボカシは健在なので、ガチで見たい人はメイキングを観るのが正解です!
作品名 | 恋の罪 |
公開日 | 2011年11月12日 |
監督 | 園子温 |
出演 | 水野美紀、冨樫真、神楽坂恵、児嶋一哉、二階堂智、小林竜樹、五辻真吾、深水元基、内田慈、町田マリー、岩松了、陰山泰、大方斐紗子、津田寛治 |
『恋の罪』(2011年)は園子温による、実際の猟奇殺人事件を下敷きに性と暴力、女性の欲望を描き出した衝撃のサスペンス・ドラマです。
水野美紀、神楽坂恵、冨樫真の3人がヘアヌードを披露しています。
中でも水野美紀は冒頭わずか数十秒ですっぽんぽんをさらし、話題性は抜群です。
神楽坂恵は濡れ場・全裸シーンが多く、本作の“脱ぎ担当”として体当たりの演技を見せ、冨樫真も抑制された役柄ながら一転、鮮烈なヌードを披露しています。
園子温作品らしく、ヌードが物語の深層をえぐる演出として機能しており、ただ脱いで終わりではないです。
特に神楽坂恵が少年の前で放尿するシーンなど、生々しさと挑発の極みです。
R18指定が納得の“濃度”です。
『藪の中』(1996年)は佐藤寿保監督による、性と暴力が交錯する官能サスペンスです。
坂上香織がヘアヌードを披露しています。
公開当時20代前半での挑戦であり、その大胆さが話題を呼びました。
陰毛の見せ方は“見えるか見えないか”の絶妙なラインを突いていて、VHSを巻き戻して凝視したファンも多かったはずです。
静かなシーンの中でいきなり仕掛けられるその一瞬に、妙なリアリティと時代性がにじみます。
『美代子阿佐ヶ谷気分』(2013年)は坪田義史監督による、日常と妄想が交錯する独特な空気感のヒューマンドラマです。
阿佐ヶ谷の街を舞台に、さまざまな人々の交差する人生を描いています。
町田マリーがヘアヌードを披露しています。
30代での決断と体当たりの演技は話題を呼び、舞台経験豊富な彼女の表現力が一層引き立っています。
ヌードシーンは唐突な過激さではなく作品のゆるやかなテンポの中でふっと挿し込まれるような演出が魅力の作品です。
妙にリアルで、見ていて不思議と引き込まれてしまいます。
生活の延長にあるようなヌード表現が逆に印象的です。
『マーダーフィルム ストーカーに狙われたメイド』(2013年)は、岡崎喜之監督によるサスペンス・エロス作品で、メイド喫茶で働く女性がストーカーに拉致・監禁される過程を描いています 。
羽月希、中島京子、谷村みなみがヘアヌードを披露しています。
特に羽月希は、業界トップクラスのAV女優として知られ、その演技と美しさが注目されています 。
本作では、ストーカーによる監禁という過激なテーマを扱いながらも、女優たちの大胆なヌードシーンが話題となりました。
特典映像として収録されたR-18版では、より過激なヘア露出が確認できる点がファンの間で注目されています。
『セクシートライアスロン コスプレ肉弾中継』(1998年)は、笠井雅裕監督による、グラビアアイドルたちがコスプレ姿でトライアスロンに挑むVシネマ作品です。
本作では、武村由美や曽根崎文をはじめとする複数の女優がヘアヌードを披露しています。
特に朝風呂シーンでは全員のすっぽんぽん姿が確認でき、延長戦ではさらに大胆な脱ぎっぷりが見どころとなっています。
トライアスロン本編よりも、着替えや宴会、朝風呂といったシーンでの露出が際立つ本作です。
90年代の深夜バラエティを彷彿とさせる演出と、名もなき女優たちの体当たりの演技が独特の魅力を放っています。
作品名 | サンクチュアリ |
公開日 | 2006年10月7日 |
監督 | 瀬々敬久 |
出演 | 黒沢あすか、山下葉子、未向、武田修宏、光石研、長門勇、下元史朗、外波山文明、小水一男、翁華栄、関根浩一、芦村瑞樹、後町有香、石川裕一 |
『サンクチュアリ』(2006年)は瀬々敬久監督による、人間ドラマと社会派テーマを重ね合わせた重厚な映画です。
山下葉子と未向がヘアヌードを披露しています。
特に山下葉子は30代ならではの成熟した色気をまとい、妖艶かつ印象深いヌードシーンを見せています。
本作のみでしか彼女のヌードは確認できないため、非常に貴重な作品となっています。
AV女優ではない女優たちによるリアルなヘアヌードが見られる貴重な邦画であり、物語の重厚な空気感に自然に溶け込んだ演出が光っています。
成熟した美しさと覚悟を感じさせるシーンが強く印象に残る作品です。
作品名 | うつしみ |
公開日 | 2000年12月16日 |
監督 | 園子温 |
出演 | 鈴木卓爾、澤田由紀子、津田牧子、桜居加奈、幸野賀一、銀治、飯田まさと、森山知之、ジーコ内山、笛木一司、杉山正弘、矢田真三彦、濱口圭子、荒木経惟、麿赤兒、荒川眞一郎、大駱駝艦 |
『うつしみ』(2000年)は園子温による「映像における身体とは何か」というテーマに挑んだ、実験的かつ挑発的なドキュメンタリー×ドラマ作品です。
主演の澤田由紀子がヘアヌードを披露しています。
劇団ナイロン100℃に所属していた彼女は当時20代後半でアラーキーによる撮影シーンでも堂々とした美しいすっぽんぽんを見せてくれ、映画の中でも特に印象的な存在感を放っています。
他にも本作では13名の女性が次々とヘアヌードを披露し、撮影風景のありのまま映し出しています。
芸術写真の撮影現場をそのまま切り取ったような臨場感が味わえ、"生きた身体表現"の面白さが堪能できる一作です。
『野獣(クーガ)の城 女囚1316』(2004年)は、萩庭貞明監督による、女子刑務所を舞台にしたハードな人間ドラマと過激なヌード演出が交錯する異色作です。
丸純子、北川絵美、桜井あみ、涼樹れん、飯沢ももがヘアヌードを披露しています。
特に丸純子は主要キャストの中では唯一の女優出身ながら、堂々たる脱ぎっぷりで作品に華を添え、他キャスト(多くはAV女優)に負けない存在感を放っています。
10名以上の女性が一斉にヘアヌードを披露する放水シーンは、邦画史でも類を見ない圧巻の見せ場です。
映画全体にインパクトを刻み込んだ伝説級のすっぽんぽんシーンです。