基本情報
作品名 | アマゾネス・プリズン |
公開日 | 1991年12月21日 |
監督 | レアンドロ・ルケッティ |
出演 | ピラー・オリーブ、 アルド・サンブレル、 ロナルド・ルッソ、 イザベル・リボサート、 クリスチャン・ロレンツ、 エレナ・ウィーダーマン |
ヌードギャラリー
ピラー・オリーブ
イザベル・リボサート
主人公と同時期に捕虜となる女奴隷
敵役で唯一ヘアヌードにされた看守役の女
修正比較
実はこの作品、日本国内では最初からヘア無修正で公開されていたわけではないんですよ。
日本に初めて本作が上陸してから20年以上の月日を経てやっと完全なカタチで映像が解禁されました。
確認できる限り下記のステップを経て、やっと彼女たちの一糸まとわぬ熱演をケチな修正なしで拝む事が出来るようになりました。
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1VHS形態で初めて映像媒体として発売
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2地上波にて放送(90年代)
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3DVD形態で発売
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4動画配信開始(DMM動画)
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5ヘア解禁版DVDが遂に国内で発売!!
各メディア間でヌードシーンにおける取り締まり基準が異なるため、映像修正(ボカシやトリミング)の範囲が媒体によってかなり差が出ています。
本項ではそれぞれのメディアで、どのような修正がされていたかを説明したいと思います。
テレビ放送、VHS、DVD(2001年)版
恐ろしいことにこんなすっぽんぽん全開の映画をかつて地上波で放送したこともあるります、しかも平日の昼間に…。
ネットこそありませんでしたが、本当にヌードにおける規制がゆるゆるな輝かしき時代でした。
映画公開の翌年あたりにはVHS化され日本でも発売され、2001年にはDVD化も実現しています。
現在主流のトールケースではなくCDケースと同じサイズの時代に発売されてたので、一般的な映画作品の中でもかなり早い段階でDVD化された稀有な作品だったりするんです。
ただいずれの映像媒体も当時はまだヘア解禁が一般的ではなく、地上波放送と同程度のぼかしがヘアにかけられるという、作品の持ち味を全て無駄にするという対策を取って発売せざるを得なかった、制作側からしても泣く泣くの対応だとは思います。
ヘアが映っているシーンに関しては、当然このように判別できないよう巨大で濃いボカシが入ります。
女優達の魂のこもったすっぽんぽんでの熱演に水を差すような無慈悲なモザイク・ボカシ…。
積極的に海外の優れたヌードコンテンツを取り入れたいけれど、日本で発表する場合には当時の「頭の固い基準」に則った規制を入れて公開した結果、何とも中途半端なカタチで発売されてしまいました…。
また画面をトリミングして下半身が映らないよう編集しているシーンもあります。
ヘア解禁版の同一シーンと比較すれば、一目瞭然ですね。
先ほど紹介した、女囚になった女の子たちの脱衣シーンや水責めシーンなんかも大幅にカットされ、最初からなかったかのように編集されています。
また作品の冒頭で、逃げ惑う女の子の股間に不自然にボカシが入るシーンがあります。
ボカシがかけられている上のシーンをヘア解禁版で見てみると、実は隠さなきゃいけないモノは、実は何も映っていないなんてシーンだったことが確認できました。
ヘア無修正版って実はこういった制作陣の怠慢や偽装なんかも露にしてしまう、恐ろしい存在なんだということが判明いたしました。
配信動画版
DMM.comで確認できた動画配信版についてです。
残念ながらこちらもヘアは完全無修正という訳ではございませんが、テレビ版よりかはその基準は緩く、遠目のヘアヌードシーンに関してはボカシがなかったり、ボカシが入っていてもヘアの上部だけは薄く見えていたりと、「大事な部分がまったく見えないぞ!」というイライラからは多少回避できます。
ヘアは完全にボカシで隠している訳ではなく、「性器だけは確実に隠れる程度のボカシ」を施すという基準でした。
そもそもヘア解禁版を見ても、性器が確認出来そうなカットは皆無に近かったので、明らかに無意味な対策だということが後に判明するわけですが…。
ヘア解禁版と比較すれば、まだまだ満足できるかたちとはほど遠いものでした。
対応が杜撰なのか、サービスとして収録しているのか不明だが、ヘアが無修正のカットも複数存在します。
DVD ヘア無修正版
お待たせいたしました!
遂に2014年 ヘア無修正という副題がついた、「アマゾネス・プリズン 完全版」が日本国内で正規発売されます。
実に公開20年以上の月日を経て、女優さんたちのベールに包まれた陰毛を…我々日本国民は遂に拝む事ができました。
ヌード解説
イタリア発のおバカエロスムービーです、オリジナル画質も相当荒いですが一応90年代の作品です。
なかなか残酷な題材ではございますが、 あまりに演出や脚本が非現実的過ぎて、日本国内ではおバカ映画として定着してますね。
商業的な成績は芳しくないとは思いますが、日本では何故か知名度が高く、インターネットでも話題にのぼることも多く大勢のファンがいることが確認できる作品だったりします。
幾度にわたり映像媒体がリリースされています。
主演のピラー・オリーブという女優は、映画開始数分で早くもすっぽんぽんを披露し、いきなりヘアまで露出してくれます。
本来この手の作品は本筋に関わらない脱ぎ要員というものが作中のお色気を担当するモノですが、この作品に関しては主演女優が誰よりも脱ぐことが特徴です。
女囚になってから、一応衣服として薄くて汚い布が支給されていますが、ほとんどカラダを隠す意味をなしていません。
全編通して、すっぽんぽんでいる時間の方が多いんじゃないかってくらいの脱ぎっぷりです。
物語も終盤になると、本人たちもすっぽんぽんに慣れすぎていて、走るシーンなんかだと布が邪魔そうに見えるのがひじょうに笑えます。
他の女囚と比べれば明らかですが、ピラーとイザベルだけ隠す意思がございません。
他の女囚たちはパンツを着用してますが、彼女たちはそれすらも拒否して常にノーパンです。
ごらんの通り、その他大勢の女囚役の方々はおっぱいこそ露出することは多いですが、下半身はパンツを履いていることが多くヘアは隠されたままというシーンが多いのが少し残念です。
濡れ場らしきものは少なく、所謂ポルノ映画ではないと思いますが… ハッキリ言ってこの映画は女性のすっぽんぽんを見せるために作られた映画であることは断言できます。
とにかく作品の特徴は、すっぽんぽんにされる!すっぽんぽんで戦う!すっぽんぽんで逃げる!
これに尽きます。
本作においては主演だろうが、適役だろうが、脇役だろうが関係ありません。
『女ならすべて脱げ!』
女性蔑視も男尊女卑も、この作品の中だけではすべて許されてしまうのです。
ストーリーにおいて、敵役として女囚たちを凌辱していた側の女性も、クーデターで立場が逆転、女囚たちの反乱により屈辱的なお姿に…。
すっぽんぽんで磔にされ、あげく鞭で打たれるという強烈に恥辱的なシーンです笑
割と分かりやすい勧善懲悪を描いた作品で、基本的に善が女性、悪が男性という構図なんですが、結局女性たちを虐げ続けてきた報いを受けるのも女性というオチは、個人的には一番シックリくる展開です。
おバカエロスムービーはこれで良いんです!
女を中心にして物語を組み立てて、女だけを脱がす!
これじゃなきゃダメなんです!!
普段なかなかお目にかかることのないイタリア映画ですが、ヘアヌードシーンの多さに初見では脱帽してしまいました笑
ヌードシーンのほとんどはアクションシーンという、陰毛の出し損?とも取れるような過剰サービスカットの数々には目を見張るものがあります。
まぁ脱ぎ役の女性陣は美人…とは言えないかもしれませんが、おバカ映画のレッテルを貼られながらも男性視聴者の性欲を満たすべく、一糸まとわぬ姿で熱演された女優陣には心から拍手を送りたいです。
現代においてエロスというジャンルは多岐化しすぎている傾向にございますが、結局突き詰めていけば、みんな女性のすっぽんぽんが大好きなんです!
幅広い需要にも対応できる今作は、歴代映画の中でもひと際輝く名作と呼ぶにふさわしい作品かもしれませんね。