基本情報
ヌードギャラリー
ヌード解説
伊藤歩がヘアヌードを含むすっぽんぽんを披露しています。
『スワロウテイル』で若干16歳にしてヌードを披露した伊藤ですが、そんな彼女も23歳を迎え、まだまだ若手と呼ばれる年齢ながら、着実にキャリアを積み役者としての実力を磨いていた時期でもあります。
さらに、映画のためなら一切の妥協を許さない生粋の映画監督・新藤兼人がメガホンを取ったとなれば、何も起こらないはずがありません。
現代では邦画におけるヌードはさほど珍しくありませんが、衝撃的なヌードシーンを思い浮かべたとき、本作の演出はかなり上位にランクインするのではないでしょうか。
売春や殺人を何の躊躇いもなく行える母子だからこそ、娘は異性である水道屋に裸を見られても、まったく抵抗を示しません。
このシーンは、「彼女の感覚がいかに浮世離れしているか」を表現する意図があったのかもしれませんね。
さらに、田口トモロヲ演じる水道屋の視点で、娘がすっぽんぽんのまま水浴びをする映像を挿入することで、観る側も登場人物と同じ視点でその衝撃的な光景を体感できるような演出になっているのでは…?と思わせてくれます。
伊藤歩のヘアヌードは、初見ではただただ衝撃的で、「こんな可愛らしい娘のすっぽんぽんが見られて幸せ!」くらいの感想しか持ちませんでしたが…笑。
改めて見返してみると、監督が仕掛けたギミックや、演技に一切の妥協を許さない姿勢が際立っていることに気づきます。
映画におけるヘアヌードやすっぽんぽんのシーンが、AVや写真集のそれよりも刺激的に感じられるのは、制作陣が徹底的に吟味し創意工夫を凝らした結果なのかもしれませんね…。