基本情報

ヌードギャラリー
吉井怜、今宿麻美
ヌード解説
やまじえびねの同名漫画を実写化した2006年の映画『LOVE MY LIFE』。
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LOVE MY LIFE - 2015/09/09
わたしの名前はいちこ、わたしの恋人はエリー。ふたりとも女性です。
限りなくピュアなリアル・ラブ・ストーリー。
女性同士のピュアな恋愛模様を描いた大反響連載が、いよいよ単行本で登場!ふたりの恋愛思索、お届けします――。
女性同士の恋愛をポップかつ爽やかに描いた本作ですが、公開当時の映画ファンの関心事は別のところにありました。
それは「吉井怜と今宿麻美、二人のメインキャストが揃って初ヌードを披露する」という衝撃的なトピックです。
「死」の淵から生還した女優・吉井怜の覚悟
当時24歳だった吉井怜。彼女が本作で見せたヌードは、単なる「露出」以上の重みを持っています。
10代でトップグラドルとして人気絶頂を極めた彼女を襲った、急性白血病という病魔でした。
長い闘病生活・芸能活動休止を経て、2002年に奇跡的な復帰を果たしました。
「あざといグラビアアイドル」としての彼女しか知らなかった人々に対し彼女は復帰後、女優として「表現者」の道を選びます。
その決意表明とも言えるのが、本作をはじめとした、すっぽんぽんでの再出発でした。
かつて死を意識した彼女が、生命力あふれる一糸まとわぬ姿をスクリーンに晒す、そのすっぽんぽん姿から、迷いや恥じらいを超越した、ある種の「神々しさ」すら漂っています。
後に写真集でヘアヌードを披露するなど、彼女は表現に対してオープンな姿勢を貫いていますが、その原点となる「一皮むけた瞬間」がこの作品には刻まれています。
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月刊NEO 吉井怜 - 2016/01/16
オーストラリアの美しい自然の中で、吉井 怜は、一糸まとわぬ妖精と人魚になった!本当に綺麗です。美しい海、深い森、美しい自然の中で、吉井 怜は輝きました。森の中を飛び跳ねる少女のような妖精として。どこまでも透明な海を泳ぎまわる白い人魚として。 吉井 怜の美しさが、きっと見る人すべてを癒してくれるはずです。木村克彦の映像が、美しい生き物のすべてを余すところなく捉えました。美しいNUDE写真の王道。吉井怜という被写体との素敵な出会いが生んだ幸福な写真集です。
カリスマモデル・今宿麻美が見せた「表現」への渇望
もう一人の主役、今宿麻美についても触れずにはいられません。
当時『mini』や『JILLE』などのファッション誌で圧倒的な支持を集め、ボーイッシュでクールな「カリスマモデル」として君臨していた彼女。
2000年代に入り、映画界へ本格進出した彼女もまた本作で女優魂を見せつけました。
一般的に舞台出身の女優や、アート志向の強いトップモデルは、映画におけるヌードに対して「作品の一部」としてフラットに捉える傾向があり、躊躇なく脱ぐケースが多く見られます。
彼女もその例に漏れず、モデルとしての絶頂期にありながら堂々たる脱ぎっぷりを披露しました。
ファッションアイコンとしての鎧を脱ぎ捨て、一人の女性として吉井怜と対峙したその姿は、観る者に鮮烈なインパクトを与えました。
演出への「贅沢な不満」と、若き才能たちの競演
「復活を遂げた元アイドル」と「時代の寵児だったモデル」…。
それぞれ異なる期待と背景を背負った二人の若手女優を脱がせた功績は、間違いなく称賛されるべきものです。
あえて贅沢な不満を挙げるならば、その描写があまりにも「ライト」で「爽やか」すぎた点は否めません。
監督を務めた川野浩司は当時まだキャリアの浅い若手であり、作風としても粘着質な官能を追求するタイプではありませんでした。
本作のテーマが「日常的な愛」である以上、過剰なエロスは不要だったのかもしれませんが、これだけの素材が揃っていただけに「もっと濃密な絡みが見たかった」「もっと情感たっぷりに描いてほしかった」と感じてしまうのがファンの性(さが)でしょう。
もしも経験豊富な監督が、あるいは官能描写に長けた演出家が撮っていたら…この作品は単なる青春映画を超え、映画史に残る「レズビアン映画の傑作」に化けていたかもしれません。
演出への物足りなさは残るものの「吉井怜と今宿麻美」という二つの才能が、最も美しく、最も危うかった時期に交錯した記録として本作の価値が損なわれることはありません。
再起を賭けた女優の覚悟と、トップモデルのプライド、二人の魂がぶつかり合ったすっぽんぽんの競演を、ぜひその目で確かめてください。
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